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【神奈川県足柄市】開成あじさいまつり散歩 足を伸ばして道了さんへ 24.06.15_13:30

 開成町のあじさいの里から足を伸ばして道了さんと親しまれる大雄山最乗寺へ。

 1394年に了庵慧明による開山という曹洞宗の古刹で、今の總持寺の住職も前は最乗寺の住職であったというから、曹洞宗としても重要な寺院だ。

 伊豆箱根鉄道の大雄山線はこの寺への参拝のための鉄道。

 如何に信仰が厚かったかがわかるというもの。

 
 了庵慧明の弟子の妙覚道了が天狗に姿を変えたという伝説から。

 天狗の高下駄が有名。

 境内には結城秀康の五男、松平直基の墓もある。

 紆余曲折の結城の家系だが、結城松平の祖として途中引っ越し大名など揶揄されながら、白河藩主、川越藩主を歴任後、前橋藩主のときに明治維新。

 明治維新後は、伯爵家として存続したのだから大したものかも知れない。


 そんな道了さんは神奈川では珍しい山寺。

 足柄の山の奥深くに建つ。

 まさに天狗が出そうな雰囲気。

 それでも本堂の下まで車で上がれるからありがたい。

 が、奥へ奥へと境内を進むに連れ、山肌にへばりつくような境内はぐんぐんと高度を上げていく。

 奥の院まで行こうと思ったら、死にそうな石段を何度も登らないといけなく、運動不足のオヤジにはなかなか敷居の高い寺院です。

 境内は広大だから、人でごった返すっていうことはない。

 新緑の緑を愛でながらの森林浴は気持ちがいい。

 極楽浄土ってこんな感じのところかも知れない。

 そんなことを思ったり感じたり・・・






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