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【岐阜県多治見市】秋の行楽、美濃散歩七日目 東濃の古刹 永保寺参拝 22.11.05_10:10

 秋の行楽、美濃散歩。七日目。

 今日は岩村の街散歩。でもその前に多治見の古刹保寺へ。


 永保寺は臨済宗南禅寺派の古刹で山号は虎渓山。

 鎌倉末期の夢窓国師とも深くつながる。

 足利尊氏とも親しく、南北朝時代には北朝の祈願所に。

 その時代の観音堂と開山堂が国宝指定され、庭園は国の名勝指定を受けている。


 駐車場から結構歩かされます。

 風景は牧歌的な山の中。

 塔頭と思われる寺院がいくつか連なってはいますが、歩いていて面白みはあまりない。

 どこが寺院でどこがそうでないのか今ひとつはっきりとしない。

 駐車場から歩いてくると山門もない。

 突然庭園の真っ只中に踏み込む。

 なので境内を見て回るのは無料。

 駐車場も無料だった。

 

 儲かっているのかな?小銭に興味はないみたい。

 紅葉のシーズンに来れればよかったんだろうなぁ。

 少し早すぎた感じ。

 それでも名勝庭園は見事。

 そりゃ、夢窓国師の技。当たり前か。

 それに、国宝の観音堂と開山堂が色を添える。

 鎌倉時代から室町初期のいかにもな風貌の堂宇。

 毅然としてます。

 境内はものすごく広い。

 一周するのでクタクタ。

 極楽浄土の庭園もオヤジにとってはそんな感想(笑)

 

 帰りに駐車場で食べた五平餅と味噌田楽が美味しかった。

 ビールが飲めないのは酷な話。

 これこそ修行なのかもしれない。

 日本一暑い多治見にはこんな良いお寺があったのか。

 そういうニュースはなかなか関東には流れてこない。

 気温の話ばかりではなく、もっとうまく観光宣伝すればいいのに。
 それもまた、岐阜らしい。




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