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三渓園の早朝観蓮会 2019 朝の三渓園、古建築に浸る 19.07.20

蓮も睡蓮も良いんだけれども、三渓園早朝観蓮会の隠れた見ものは・・・じゃない、本来の見どころは重要文化財満載の園内風景。

今このときに三渓園にいる人達は当然蓮見たさに訪れているわけで、当然蓮池の周りが人だかりなのだけれども、その隙きを突いて園内散策というのがオツなのです。

原三渓が集めに集めた日本の古建築は国指定の重要文化財だらけ。
それを朝の空いている時間に見られるなんて幸せじゃないですか?

園内を回りながら、古式ゆかしき建築物を愛でる。
おお、この瓦屋根。この障子戸。この茅葺き具合・・・。
見どころは無限。

しかも、梅雨のこの時期、湿気に生き生きとした苔がまた見事で。
残り少ないオヤジの命ではありますが、自然界の生命の息吹に浸れるのです。

何百年も建っている建築物にも寿命は有るわけで、季節ごとに咲く蓮、一輪の花の無限の命を思い浮かべる朝。
ちょっとリッチな気持ちになれるというものです・・・人の庭だけれども。

蓮見て、朝飯食って帰るだけじゃせっかくの早起きもったいないじゃないですか。
清々しい早朝にいつもより気持ち三割増しの立派さ、古建築の雰囲気に浸る。
それもまた、早朝観蓮会の密かな楽しみだったりするのです。




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