見出し画像

開成町 古民家 あしがり瀬戸屋敷 風鈴まつり 19.06.16

開成町のあじさいまつりの会場近く。実際は祭りとコラボしていると言っても良いのかな?
江戸時代、この地域の名主をしていた瀬戸家の屋敷が残っていて地域の文化交流施設として役立っている。築300年の古民家はどこか懐かしいそんな思いにさせられます。

関東平野の西の端。足柄上郡は今も昔も変わらぬ見渡す限りの水田地帯。この地を治めていた名主の家。それだけでもう御立派。
そして、そんな屋敷跡であじさいまつりと並行して行われている風鈴祭り。日本中から取り寄せた風鈴が名主の家の軒を飾っています。

昔ながら・・・なんだよなぁ。今も忘れかけそうな日本の欠片がここにある。
畦の紫陽花もいいけれども、名主の軒に下がった風鈴も良い。風に揺れるとなお良い。

この雰囲気を楽しみに毎年来ているのだが、今年から邸内にカフェが新設されていて、小洒落たドリンクの提供が始まっていた。機を見るに敏というかやっと気がついたかというか。でもおかげで納戸で提供されていて何度も食べて楽しみにしていた心太の提供がされていなかった。取引の結果カフェが勝ったということなのか?そうなると話は別だ。

小洒落たカフェのメニューよりも名主の家じゃ心太だろう。いや、カフェで心太を提供してくれるのなら良いが、なくしてしまうとはどういうことだ。

心太への思い入れなんて若い人にはないだろうけれども。
つぼイノリオの金太と同様、オヤジ心をくすぐるのが心太というものだ。

まぁ、毎年楽しみにしていたものが一つなくなったのは残念だけれども、田園の古民家、この雰囲気は捨てがたい。
もっとも、世が世であったとしても名主様にしてみりゃオイラなんて鼻にもかけてもらいなかったと思うけれども。


The answer is blowing in the wind.



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?