今年もやっぱり江戸城の桜 桜田門から大手門へ皇居前広場の桜 20.03.26 11:22
桜田門から大手門まで江戸城・・・というか、今となってはこのエリアは皇居か。をなめるように歩く。
平成の御代ならそして、新コロさえなければ、桜の季節の恒例になりつつあった皇居と売り抜けの桜見物の人で溢れているはずの皇居前広場もガラガラ。
昭和の東京観光の華、二重橋も閑散。当然記念の写真を取る人も少なめ。島倉千代子も悲しむだろうな。
二重橋には仕事熱心な警察官がほぼ誰も居ない中立番をしている。
その脇には見事な桜が。
皇居前に咲くサクラはどこか品が有るような気がするのは気のせいだろうか?
庭師による手入れは行き届いているから品よく見えて当然なのだが。
皇居前広場から内堀通りに出ると歩道を走るランナーがたくさんいる。
いつものことだけれども、何もこの時期にこんなところで走らなくてもと思ってしまう。走らないと居られない犬やマグロのような人たちなのか、走っている自分に酔っているのか。どちらでも良いけれどもいつものことながら歩いている方にとってはかなり邪魔な存在。ハツカネズミみたいにぐるぐる装置の中で走っていればいいのに。
大手門へ近づく。
巽櫓からの櫓の連なりはさすが将軍様といったところ。将軍様といってもむやみにミサイルを打ったりしないところが大人だ。
そして、大手門へ。
ここが江戸城の正面。いざというときにはここで日本橋方面から上がってくるだろう敵を迎え撃つ。
堀の幅も他とは違う。江戸時代、平常時にここから登城することってあったのだろうか?
江戸城大手門の守りは10万石以上の大名に任されていたらしい。名誉だったんだろうか?江戸城って不思議と壁に狭間がないのだけれども、あまり戦うことを考えていなかったのかもしれない。良くも悪くも平和な時代のお城なのだ。
そんなお城へ登城でござる!花見でござる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?