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浅草から両国まで隅田川散歩 でもその前に、江戸の夏場の暑気払い 駒形どぜう 21.06.04_13:20


浅草に用事があって・・・用事を済ませて中々梅雨入りしない東京の空なのに、今日に限って雨かよ・・・と空を恨みつつ老舗のどじょう屋で暑気払いと決め込んだ。


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雷門からちょっと距離があるけれども、駒形どぜうは江戸時代から続く庶民の暑気払い場。
どぜうの暖簾が歴史の長さを感じさせる。


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江戸時代は、どじょうを食べて夏の滋養を養ったのだが、今の世の中、正直、栄養過多の日常。
好き好んでどじょうなんて食べなくても・・・牛でも豚でも・・・とも思うけれども、なんとなくね、季節の風物詩ということで・・・。


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この名の影響、ランチタイムを少し押したとはいえ、店内はガラガラだった。
ガラガラどころか、他にお客がいなかった。雨だし、平日だし・・・にしてもこれは・・・。
注文して、うだうだ店内の雰囲気を楽しんでいる間に2組ほど入店したけれども、東京の外食産業の厳しさを実感させられた。


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普段ヨコハマにこもりきりだからなぁ。東京の実態、驚くことばかりだ。
そして、酒類も提供を遠慮中。
そんな、遠慮なんてしなくてもいいのに・・・はこちらの意見。どじょうでで酒が飲めないなんて・・・甘辛の出汁はなんのためだよ。


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結局ノンアルビールで我慢をすることに。
店が遠慮するから客が我慢する・・・百合子・・・どんな仕組みだ?


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どじょうは相変わらず美味いんだけれども、コロナ禍ということを色々考えさせられた。
関東でも東京にだけ出された緊急事態宣言なんてゆるゆるでやっているものとばかり思っていたら、かなり厳格。江戸時代から続く老舗だから、御上への迎合ぶりは一流なのかもしれないけど。
これではサービス業は持つまい。


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疫病の恐ろしさを改めて知らされた。
どじょうの滋養でコロナ退治にならないかな?
江戸の知恵じゃどうにもならないのだろうか?


鍋定食      3410円
ごぼう追加   450円
ノンアルビール  600円

美味しゅうございました。



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