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神奈川散歩

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神奈川県内をウロウロしたときのお話です
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2019年9月の記事一覧

夏をあきらめきれなくて 江ノ島の海 19.09.01:16:20

波音は響くが雨雲は近づかない。 独りで思い切りはしゃぐはずもないオンザビーチ。 8月の喧騒を引きずる9月の1日。しかも、8月の最後っ屁のような日曜日なので、夏休み的には日常回帰の執行猶予といった感じか。 それでも気が利かない海水浴場は8月末で終わりのようで、子どもたちの姿はどことなく少ないような。 夏休み明けの執行猶予とは関係ない大人と最後にもうひと稼ぎみたいな海の家がもうすでに9月だということに気が付かないふりをして海を楽しんでいる。 こちらとしては、夏だからどうこう

観光と背中合わせの漁師の街 散歩 19.09.01 15:56

江ノ電江ノ島駅から江ノ電沿いに腰越の街を歩いて、短くて江ノ電がはみ出る腰越の駅を横目に義経詫び状の萬福寺を過ぎて小動の岬から海に出る。 そこには日本有数のビーチリゾート江ノ島に隠れた漁港がひっそりのどかに存在している。 江ノ島で何食べる?となるとまっさきに思い浮かべるのがしらすだろう。(今日はラーメン食べちゃったけど(笑)) 江ノ島のしらすを支える腰越の漁港も昼過ぎともなるとすでにひと仕事終了的な雰囲気。 ひなびたのたりのたり感がたまらなく良い午後の漁港。 っていうとのん

腰越 路面電車が走る海辺の街 散歩 19.09.01 14:07

8月が終わった。今日から暦の上ではセプテンバー。 夏の女神に最後のキスをしようというか、なんとなく海が見たくなって腰越まで来てみた。夏の喧騒も少しは落ち着いているかなという期待と一緒に。 江ノ電江ノ島駅を降りる。まだまだ暑い9月の元日。 昭和の雰囲気が残る勝手知ったる腰越の街を江ノ電とともに歩く。 なんといっても江ノ電は、藤沢方面から江ノ電江ノ島駅をすぎると腰越の駅までひと区間路面電車となる。酷暑の中、ゆらゆらと空気が揺れる腰越の街に溶け込む江ノ電の昔ながらの車両がいい。同

ベイクオーター ベトナムランタンに照らされた夜 19.08.29 19:08

先日のみなとみらいの花火の後にベイクオーターでベトナムランタンを飾っているというのでお仕掛けてみたのだけれども、タイムアウトで明かりが消されていて、しかも早々に締め出されるという目に。 消灯と同時に締め出しでないところが不思議だったけれども、ちょっと残念感が残ったのでリベンジにやってきた。 ベイクオーターってバイクで来ると3時間も無料で止められるありがたい施設。そんなわけで仕事終わり、そごう美術館の北斎展を見た後に押しかけました。 今でこそ経済躍進を遂げるベトナムだが、正

すずちゃんの 夏の終わりの小さな花火大会 19.08.24 20:11

とある8月の週末。すずちゃん主催の夏のおわりの小さな花火大会がヨコハマはみなとみらいの某公園でひっそりと開催された。 ひっそりとと言っても2,30人ほどの参加者となれば、そこそこのもの。香港あたりだとデモの取締対象だろうことは想像がつく。 それでも小さなと命名された理由は線香花火大会であること(笑)開催場所がみなとみらいの公園のため、最後に爆発しないことは都会のルール。線香花火なんて何年ぶりだろうと思いながらAmazonでゲットした高級線香花火セットを手に集合場所へと・・・

酷暑のヨコハマ みなと街散歩 19.08.17 10:54

ここのところちょっとお気に入りの写真家、石田真澄が横浜ベースターズとコラボして、ハマスタ近くの複合施設「THE BAYS(ザ・ベイス)」1Fのブールバードカフェ「&9」で『サマータイム ベイスターズ』と題した、撮りおろし写真を展示しているというので見に行くついでにヨコハマみなと散歩。 『サマータイム ベイスターズ』と題してベイスターズとの広告コラボレーションということで、ベイスターズを応援する彼女撮影のポスターも近隣の駅に貼られているというから、桜木町から馬車道通って関内寄

酷暑の中、川崎大師に参拝 19.08.16 13:41

目黒雅叙園の百段階段和のあかりを見た後、ヨコハマへの帰り道、久しぶりに川崎大師に参拝です。 今年は、風鈴市にも来ていないので、ちょっと間隔が空いたかなって感覚。 川崎大師は真言宗智山派の大本山で、金剛山金乗院平間寺が正式名称。 智山派の大本山といえば、川崎大師の他に関東では成田山新勝寺、高尾山薬王院と初詣客の多いことで有名。きっと霊験あらたかなのでしょう。 とんとんと包丁で飴を斬る音が川崎大師の仲見世、参道名物なのだけれども、さすがにお盆で参拝客も少ないとなると飴を斬る

山の日は山手で過ごす横浜市民 ヨコハマの夏、山手の西洋館で白うさぎ選手権 19.08.11 13:05

令和最初の山の日は山手で過ごす横浜市民。 ベーリックホールの子供部屋にはアリスのうさぎの置物があって、これが結構主張すると言うかなかなかのアイドルぶりを発揮していて、この部屋を訪れたときには撮らずにいられない対象なのです。 大体、不思議の国のアリスなんて言う物語なんてきちんと読んだことはない。 物語自体も中学の英語の教科書で知った程度の関係の低さ。教科書で出てきた物語を復習するほど殊勝な学生ではなかったし。 うさぎよりも玉子のおばけのほうが中学生心にはメジャーだったし。

山の日は山手で過ごす横浜市民 ヨコハマの夏、窓辺の風景 19.08.11 13:32

令和最初の山の日は山手で過ごす横浜市民。 西洋館はライトもいいけど窓も良い。 これは山手の西洋館に来るたびに思うこと。 日本建築と違って、採光が最高の西洋建築は窓辺にいるだけで気持ちが良くなる。 庭も広いから窓の外の緑も良い。隣の家の生活感とか見えたら興ざめだからなぁ。 でも横浜山手はハマ随一の高級住宅街。隣の家の生活感なんて見えたとしても全然気にならないんだけれど。 窓にかかる重厚なカーテンや軽いレースのカーテン。 少し歪んだような昔のガラスのアンティーク感。

山の日は山手で過ごす横浜市民 ヨコハマの夏、西洋館を照らすライト 19.08.11 10:44

令和最初の山の日は山手で過ごす横浜市民。 8月に入ってヨコハマは一気に夏模様。というか、夏を通り越しているほどの暑さの毎日が続く。 なので、お盆の夏休みも相変わらずの酷暑。山の日がなんのために存在しているのか意味がわからないまま、夏休みかぶりの日曜日かぶりの休日になっている無意味さを感じながら。 そんな山の日だからこそ訪れた山手の丘。丘の上だろうが下だろうが、山の日だろうがそうでなかろうが暑い暑い暑い。暑さに変わりはないのだけれども。 先日、蓮の撮影の帰りに山手の洋館、

夏休み突入初日 横浜夜景 家系じゃないよ夜景だよ 19.08.10 19:07

朝、座間までひまわりを見に行って。 今日は割と体力が残っているので、夜、大黒ふ頭までバイクを飛ばした。 連休後半は崩れるという天気予報の脅迫に負けまくりという話もあるが。 貨物埠頭だった大黒ふ頭の一部が、ベイブリッジをくぐれない巨大客船のために旅客ターミナルに生まれ変わったのが春の話。 クイーンエリザベスが久しぶりに寄港して横浜はそこそこ盛り上がったのもこの間のこと。 ベイブリッジ下の公園が整備されて、ベイブリッジの観覧施設スカイウォークが復活というのは、クイーンエリザベ

夏休み突入初日 早朝の座間の風景 19.08.10 05:29

ひまわり見物に来た座間の風景。 こんな風景に出会えるのも三文の徳の一部か。 キラキラの朝。 この美しさも時間が経つにつれて汚れていくのだけれども。 都市部に暮らすサラリーマンにとって、早朝の農地なんてなかなか体験できるものじゃない貴重な経験。 座間のひまわりのとき、年に一度程度のことなのだが。 山梨とか長野とか、もっとそういう景色が似合うところならまた違う印象になるのだろう。 横浜から空いていれば下道で30分。 自然は思いの外身近に沢山あるのかもしれない。 神奈川