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神奈川散歩

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神奈川県内をウロウロしたときのお話です
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2019年5月の記事一覧

平成最後の昭和の日 昭和の残り香鶴見線散歩 本線(川崎市内編) 19.04.29

昭和が香る都会の秘境路線鶴見線。 鶴見線本線は、武蔵白石駅から川崎市内を走るのですが、JR的には横浜市内の路線です。 ただ、個人的な心持ち、横浜から川崎国に入ると若干身構えるのは、諸々の事情を知る神奈川県民なら致し方なしです。 ●武蔵白石駅 鶴見線大川支線の起点駅、武蔵白石駅の模様はこちらから。 ●浜川崎駅 鶴見線の浜川崎駅は少し特殊な駅です。 乗り入れている路線は、東海道本線の貨物支線、鶴見線本線、ならびに南武線の浜川崎支線。なのに、駅の所属線は東海道本線である複雑怪

平成最後の昭和の日 昭和の残り香鶴見線散歩 本線(横浜市内編) 19.04.29

平成最後の昭和の日。昭和の残り香鶴見線散歩。 大川支線、海芝浦支線と説明させていただきましたが、ついに本線です。 都会の秘境、鶴見線本線。まずは横浜市内編から。 ●国道駅 始発の鶴見駅以外全駅無人駅の鶴見線。起点の鶴見から最初の駅が国道駅です。 戦前戦後の映画のセットですわ。実際にも。 こんな駅が残っている事自体まぐれ。路線が高架なもので、潰すに潰せない。 犯罪を助長するような、京浜工業地帯の闇が感じられるこの薄暗さ。 これでも一応、令和間近の横浜市内なんだよなぁ・・・

平成最後の昭和の日 昭和の残り香鶴見線散歩 海芝浦支線 19.04.29 16:36

鶴見線が秘境と呼ばれる卑怯な理由。 海芝浦の支線を探索です。 鶴見線はよく都会の秘境路線と呼ばれている。京浜工業地帯のど真ん中を走りすぎていて、かと言ってどの工場も今どき物流を貨物に頼むことも減り、通勤時間帯でなければろくにダイヤもないような路線であることは確かだが。そんな鶴見線の本当の秘境中の秘境が海芝浦支線であり、その秘境ぶりは卑怯ですらある。何しろ、このご時世に道路が通っていなくて電車でしか行けない駅があり、しかも工場関係者以外駅から出られないって・・・ 鶴見線海芝

平成最後の昭和の日 昭和の残り香鶴見線散歩 まずは大川支線散策 19.04.29 12:44

昭和の薫りが漂うことで最近人気が出ている鶴見線。なんとなくE電っていう名称が似合う気がする。 鶴見線は、鶴見駅を起点として扇町駅までの本線と本線途中の浅野駅を起点として海芝浦駅までの支線と、本線途中の武蔵白石から分岐して大川駅までの支線からなる京浜工業地帯の重工業で働く労働者の足として、工業製品の輸送路として利用されている路線。 今日は平成最後の昭和の日ということで、沿線にある昭和駅の見物に行ったのですが、せっかくなら鶴見線の駅全てを回ってみようと思ったりして。これも全ては

ヤーヤーヤー、女王陛下がやってきた 本牧A突堤から眺める女王陛下は掃き溜めの鶴 19.04.28 11:46

大黒ふ頭から山下埠頭へ。ツアーのシャトルバスで戻ってきて、さてどうするかと思ったら別な会社が有料バスで本牧ふ頭に連れて行ってくれるとの話。500円は高いか安いか・・・。 本牧ふ頭は大黒ふ頭の港を挟んだ対岸の位置関係。 本牧ふ頭も旅客化の工事中で、これが完成するとベイブリッジの外側に大黒ふ頭と本牧ふ頭という2つの客船用ターミナルができる・・・はず。しかし、それができるまで本牧ふ頭は貨物専用で一般の人が立ち入れるエリアに限りがある。 シャトルバスが連れて行ってくれるのはA突堤

ヤーヤーヤー、女王陛下がやってきた 大黒ふ頭で最接近 19.04.28 10:13

ついに大黒ふ頭でクイーンエリザベスに最接近です。 海釣り公園や大さん橋から遠く姿を眺めて、僭越ながらスカイウォークという高いところからもその姿をチェックしたクイーンエリザベスに大黒ふ頭の新しい桟橋で最接近・・・。 気品漂うその船体はやっぱり他の客船と違う・・・と思うのは権威に弱い昭和のオヤジだからか?いやいやそんなことはないはず。やっぱりどこかが違う。 白と黒のカラーリングがいい。白一色や青を取り入れた客船が時々ある。明るくて現代的でいいんだけれども、やっぱりそれじゃ雰

ヤーヤーヤー、女王陛下がやってきた スカイウォークから高みの見物 19.04.28 09:31

バブルの忘れ物。ベイブリッジのスカイウォークからクイーンエリザベスを僭越ながら高みの見物。 ベイブリッジに併設されているスカイウォークが客船が入港するタイミングに合わせて公開されることになった。2010年に閉鎖されて以来9年ぶりの公開。 今日はクイーンエリザベスの入港に合わせ大黒ふ頭へのツアーが行われており、山下埠頭から大黒ふ頭まで有料でシャトルバスがピストン輸送してくれている(事前予約1500円の有料だけれども)。 シャトルバスの大黒ふ頭の乗降車場がベイブリッジの真下

ヤーヤーヤー、女王陛下がやってきた 大さん橋から眺める豪華客船 19.04.28 06:44

大黒ふ頭海釣り公園から大さん橋へ。 今日のヨコハマは客船日和。オヤジとしては、脚線美のほうが・・・・(爆) 朝から大黒ふ頭の海釣り公園でクイーンエリザベスの入港を見ようと勇んで出かけてみたら、とっくに入港してしまっていたという話は前回書きました。 クイーンエリザベスが定刻より早くやってきてしまったのだが、その時、大さん橋に同時刻入港予定のウエステルダムという客船が丁度ベイブリッジをくぐって横浜港に入港していくところを見ることができた。ウエステルダムはポーランドの客船だそう

ヤーヤーヤー、女王陛下がやってきた 早朝大黒ふ頭海釣り公園からお出迎え・・・のハズが 19.04.28 05:55

休日を愛し休日に愛されたオヤジが空前絶後の大連休に突入!って、今日は日曜日だから、世間的にも個人的にも昨日から連休が機能している。 っていっても、弊社的には無理に旗日にしてもらわなくても多分放っておいても同程度の連休だったはず。逆に全部を旗日になんてされて全国共通休みの日を増やさたのは若干迷惑。連休の谷間って、そこの微妙な平日感を利用して出かけていたしがない庶民の身にとっては、どこもかしこも休日価格で高値安定。お蔭で遠くに出かけるきにもならない。今年のGWは散々だなぁ・・・い

ヨコハマ大道芸見物&伊勢佐木町散歩 19.04.20 14:43

ドゥドゥビ ドゥビドゥビ ドゥビドゥヴァ ヨコハマ大道芸の伊勢佐木町です。 あなた知ってる 港ヨコハマ 大さん橋しか旅客桟橋がなく、山下も本牧も密輸入の貨物専用でシーバスもみなとみらいもなかった頃からヨコハマは港町でした。 青江三奈が歌った伊勢佐木町ブルースの発売が1968年。横浜駅前なんて砂利置き場の印象しかなく、みなとみらいなんて造船所だったわけで、ヨコハマ壱の繁華街といえば、ゆずが出てくる何十年も昔からやっぱり伊勢佐木町なのです。 しか~し、紅白歌合戦の中継までした

春の鎌倉巡り 海棠が咲く妙本寺 19.04.07 15:39

本日の散歩のメインイベンター、妙本寺です。 鎌倉大町の妙本寺です。住所的には大町なのだがこの辺りの谷戸は比企谷と呼ばれている。 名前のルーツは鎌倉時代の比企一族の屋敷跡だったためで、比企氏は鎌倉時代の御家人。源将軍に取り入りすぎて、また、北条討伐を企てたとして逆に北条に返り討ちに。これは比企能員の変と呼ばれている史実。その屋敷跡に比企一族の菩提をともらうために法華堂を建てたのが始まりで、昭和の初めまで池上本門寺と両山一首制をとっていた日蓮宗の寺院です。 悲しい歴史の妙本寺

春の鎌倉巡り 鎌倉大町街散歩 19.04.07 15:13

鎌倉大町の街散歩の写真です。 鎌倉の大町は海から八幡宮へと通じる若宮大路に対して下場の交差点から長谷へ向かう道とは反対の東側。横須賀線に沿って県道311号鎌倉葉山線沿いが部落となります。 今日はそんな大町の安国論寺までタクシーで行った後、苔むす妙法寺を回って大町の四つ角から北へ曲がって妙本寺というコースで散策。 安国論寺、妙法寺の他にも、八雲神社やぼたもち寺など、なかなかおもしろい見どころのある散歩道。 鎌倉のメイン観光地とは一線を画するところがいい味だったり、そのた

春の鎌倉巡り 苔むす石段、妙法寺 19.04.07 14:00

苔の寺としても有名な妙法寺です。 妙法寺も日蓮法難の寺を主張しています。それぞれ結局至近なのでどちらでもいいのですが。 妙法寺の場合は、護良親王との関係や苔むす石段を押したほうがわかりやすいです。 護良親王は後醍醐天皇の皇子。鎌倉倒幕の立役者で建武の新政では征夷大将軍に任命された人物。ただ、足利尊氏と相いれず尊氏暗殺を疑われ征夷大将軍を解任され足利方に身柄を預けられ結果鎌倉に送られる。新幹線もない時代、歩いてただ黙って鎌倉に送られたっていうのが今ひとつ信じられないけれども

春の鎌倉巡り 日蓮法難、安国論寺 19.04.07 13:05

桜が終わると鎌倉は海棠の季節です。 とは言ってもどこでも咲いているということではなく、小林秀雄と中原中也の妙本寺の海棠がつとに有名。 今日はそこを目標に、鎌倉の街を散策です。 まずは鎌倉駅からタクシーで安国論寺へ。最近めっきり体力が落ちて鎌倉観光にタクシーは外せなくなっています。大町なら路線バスでもいいのだけれども、バスを待つ時間がもったいなくて、鎌倉観光の最深部までタクシーで行ってそこから歩いて戻ってくるのが常。それでもタクシー代は1000円程度。それくらいの距離感の鎌