見出し画像

過去ログ(6):基礎づくり

道がつながったので、宿の土台となる基礎を石場建てとして行うことになりました。
石の下に砂利を引いて圧力をかけ、その上に岩を据えていきます。そこにアンカーで土台と繋げる予定です。

岩の設置を行ってます


一つ一つの作業が細かく、図面を見ながらの作業となります。岩の場所がズレていたら建てられないし、その岩の耐久性も見ていかなければならず、でも全ての岩が規格外にでかい!!

宿に向かう階段も岩で


昔はこういった石場建での建築ができたのですが、現在は建築基準法ができており、それに準じて建てなければなりません。コンクリートで基礎を作るのが主流になってます。
でも、調べてみると石場建てでも建築が許可されることがわかりました。

限界耐力計算という専門的な建物に対しての計算方法があるので、僕が調べた時のサイトを添付しておきます。

屋久島では湿気が多く、水気が多いところにシロアリがコロニーを作り木材を食べてしまうケースが多いのですが、この方式だと足元が見えるので、すぐに発見して対応できるチャンスが多くなります。
しかも高床式になっているので、通気性もよく屋久島に適していると思います。

屋久島に来られる時は是非!自然を近くに🎵



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?