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子育ては80点主義で!

最近は書店に行くとブームかと思うほど子育てに関する本がたくさん出ています。そしてその本には、こうしましょう、こうしてはいけません、とたくさんのことが書かれています。なるほど~と思うけど、全部は覚えられないし、実際はその通りにいかないんだよね~と感じたりします。

子育てを楽しみましょうなどと言われても、実際には手間がかかって疲れ果てて大変、それどころじゃない、と思われるかもしれません。今は共働き夫婦が多いので、会社と家庭の両立で時間に追われている方が多いでしょう。また、育休中や専業主婦の方は、夫が協力してくれないと孤独な「孤育て」になりがちです。

特に1人目のときは何でも初めてのことばかりで、戸惑ったり悩んだり試行錯誤の連続です。やろうとしたことができなくても、うまくいかなくても、焦ったり、悩んだり、落ち込んだりする必要はありません。子どもは気まぐれなところがあって、えっ今ここでこれかよ、と意外な展開になることがしばしば。

責任感の強い人、真面目な人ほど100点満点の親を目指しますが、会社の仕事と違って計画通りに進むことはほとんどありません。100点が取れないといつも未達成感があって、自己肯定感が下がることも。なので、気持ちの上で80点主義で取り組んではいかがでしょうか?もちろん、初めから手抜きをしましょうという意味ではありません。

でも何でも100%完璧にこなそうと思うとそれがプレッシャーになるし、子育てでは絶対にその通りにならず、満足感が得られません。受験と同じように考えるといいのかもしれません。誰でも100点を目標にしますが、70点でも80点でも合格すればOK、おめでとう!です。

お母さん、お父さんが毎日、前向きな気持ちで子育てをすることが大事。イライラしたり、不機嫌だったりすると、それが子どもに悪影響を与えます。子どもは親をすごくよく見ていて、親の感情を鋭く感じ取っています。そして常に前向きな気持ちで子育てに取り組むためには、お母さんとお父さんが協力して二人三脚で取り組むことが必要です。子どもへの影響を考えると、「ワンオペ育児」なんてとんでもないことです。

夫婦で子育てをして80点で合格。子育ては大変だけど、夫婦が協力し合って笑顔で行えば、子どもの笑顔も増えて楽しくなります。

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