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「光と影のアート」を読ませていただいて

高野寛さんの「光と影のアート」を読ませていただいた。

この方ミュージシャンなのに、写真もとてもお上手。
テクニック的なことはよくわからないけど、その瞬間を選び取るセンスが
その自由な発想が、個人的にとても好き。

芸術家って、きっとジャンルが違っても光るものがあるんだろうな。
才能って汎用性が高いものなんだろうな。

マルチな天才というとレオナルド・ダ・ビンチを思い出すけど、
例えば彼にカメラを持たせたら。
どんな情景を切り取って見せてくれただろう。

自らの興味の赴くまま、天才の名に恥じない面白い視点で
そこら中に向けてたくさんシャッターを切るかな。
人の筋肉をアップで連写したかも。
はばたく鳥をたくさん撮って、もっと物理科学的な方面への理解を
深めていったかも。

織田信長と明智光秀だったら?
同じ時代、同じ場所にいながら、きっと切り取る情景は違う。

写真はそれぞれのキャラクターの一部が具現化したもの。
それなら、もっともっと自由な発想と自由な視点で、
自分自身を開放していきたいと思う。
そんなことを考えるきっかけをくれた、「光と影のアート」に感謝です。

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