見出し画像

総合商社就活の学歴マウントの嘘

新入生の皆様・新社会人の皆様、おめでとうございます🌸

総合商社の本採用開始まで残り2ヶ月となりました。この2ヶ月間を後悔なく過ごすため、皆さんに絶対にお伝えしたいことがあり筆を取りました。

以前の記事(今からでも遅くない!総合商社就活で活きる勉強法)にて、実は中学までの勉強が、総合商社を含むいわゆる文系就職では重要になってくる、ということをお伝えしています。

するとどうでしょう。旧帝大・有名私立大学卒業予定である、という学歴自体はそんなに総合商社内定に影響しないだろうと推測できます。事実、面接官としてESや経歴書を渡された際も、大学名に目をやった記憶はほとんどありません。

学歴よりも実は大事なこと

話が飛びますが、皆さんSPIやWebテスト(面接に行く前の筆記試験)が思ったより高度ではないな、と感じたことはありませんか?

受験勉強から離れて長いと思いますし、特に特に華の大学生活を謳歌した人にとっては、難しいというより、鈍っている、という感覚ではないでしょうか。別に高度な微積分が出てくることがあるわけでも、重箱の隅をつつく記憶力が求められるわけでもありません。大学まで漕ぎ着けている人なら、復習さえすればできるであろう内容です。

このテストはめちゃくちゃ重要です。なぜなら、テストの点数だけは人の印象が関係なく、残酷なまでに挽回のしようがないからです。どれだけ学歴にアドバンテージがあると感じても、どれだけこれまでの人生経験値があると感じても、芳しくない点数であれば、その後それらをアピールするチャンスが舞い込んで来ません。

ある商社の人事担当者も、学歴で選別しているわけではないのに、大体テストで結果としてふるい落とされてしまっている、と言っていたのを覚えています。つまりは、その日調子が悪かったにせよ、準備不足にせよ、どんな理由があっても、テストが悪ければ、どれだけ高学歴であっても落とされるわけです。

苦い経験

これは私自身の経験に基づいています。私は総合商社を6社受けましたが、内4社最終面接まで行き内定をもらったので、総合商社全般に適性があったはずです。にも関わらず、6社の内1社は試験でつまづいたため、その1社に関しては挽回のチャンスは二度とありませんでした。これはたまたま1社だったからいいものの、仮に準備をせずに慢心して臨んで全6社試験で落ちていたら、と思うとゾッとします。

こじつけにはなるかもしれませんが、中学までの勉強がちゃんとできてるか、好き嫌いに関わらずちゃん準備をするか試されていると考えましょう。

もう一度言います。テストは挽回のチャンスがありません。今から数えて本採用開始まで2ヶ月くらいあります。必ず不安のなくなるまで復習してください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?