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Macで天体観測 vol.3

猛暑が続く厳しい夏ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今日は伝統的七夕ですね。皆様も良ければ是非、夜空を見上げてみて下さい。

お掃除

私は今日丸一日掛けてmy望遠鏡の三脚のオーバーホール(?!)をしていました。2代目の経緯台を買ってからまだ3年半弱しか経っていませんが、ネジや接続部分の溝にホコリが溜まっていたり、ボルトが緩んでいたりしていて掃除に神経を使いました。

ちょっとずつ分解してはホコリを除いて磨いて組み立てる。。という作業を繰り返していました。三脚には多少ガタがあって多少は直せたのですが、部品が錆びているので完全に新品同様の状態にはできませんでした。

ネジの回す部分の溝を一本掃除するだけで下の写真のようにすぐ黒くなりました。びっくりです!

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また晴れていたので接眼レンズを天日干ししてブロアー、レンズクリーナーなどを使って掃除しました。直射日光は当てない方がいいのですが、紫外線を浴びさせるとカビの元が死滅するらしいです。まだカビは一匹も生やさせていないので根絶しなければ、ですね。

鏡筒も天日干ししました。鏡に生えるカビを阻止できますし。こちらは直射日光に当てないで下さいね。

ところで、当たり前の話かもしれないので恐縮ですが、レンズや鏡の掃除にメガネ拭きのようなもので磨いたりしてはいけませんし、ティッシュで掃除するのは厳禁です。

レンズの場合まずはブロアーで埃を飛ばし、レンズクリーナーやレンズシート、細かいところは綿棒を使って優しく円を描くように磨いてあげています。仕上げにブロアーをしてから乾燥剤とともにケースにしまいますよ。

間違っていたら指摘して下さいね。でもレンズは今も綺麗な状態を保てているのでこのやり方で大丈夫だろうと思っています。

ちなみに普段観測後に必ずブロアーを掛けてしまっておくと大掃除の時に楽ですよ。

鏡筒の掃除は基本ブロアーで埃を飛ばす程度にしています。蓋の裏に乾燥剤をつけていますよ。

本当にブロアーは有能です。

鏡筒を分解して反射鏡を流水かつ蒸留水で掃除して組み立て、光軸合わせをやり直したくて仕方ないです。しかし、鏡筒の5年保証が残っているので万一のことを考えて1年半強が経つのを待っています。5年保証は有り難いんですけどね。鏡筒のオーバーホールは無料保証に入るのか分からないんですよね。。

なので修理の見積もりをしてもらうのもありかな、と思ってます。

残念なこと、嬉しかったこと

残念なこと; XYスポットファインダーはバネがおかしくなって垂直微動ツマミがダメダメになってました。。普段観測しているときは光軸合わせをしている状態で使っているので意識していなかったのですが、視野がずれてきたなーとは思ってました。

お掃除したとき、その原因がバネと分かり”うわ!”となりましたが、この製品は1年保証なのでこれを修理するくらいならもっと良いファインダーを購入しようと思っています。

嬉しかったこと; 現在使用中プレートホルダーがタカハシのM8規格にも使えることが分かりました。両社の規格は違うんですよーー

もしタカハシの赤道儀を購入するとき、今持っている鏡筒を活用するにはビクセンのアリミゾ式にも対応可能なアダプターを購入せねばと思っていたので、この分の予算を考えなくて済んで嬉しいです!

※M8規格;M8ネジ穴のこと。下の製品にも採用されている35mm間隔のネジ穴である。

疲れたけれど、やっぱり精密機器や光学機器の掃除は楽しいですね。部屋の整理整頓は苦手ですが、こういうのは大好きです。

今日も御疲れ様でした。

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