見出し画像

”他の誰かになんてなれやしないよ” 就活50連敗した後に出会い、自分を変えてくれた考え方


他の誰かになんて
なれやしないよ
そんなのわかってるんだ。           
出典: Teenager Forever/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

 by  King Gnu   「Teenager Forever」

本日1/15発売のKing Gnu 「CEREMONY」を渋谷タワレコで購入しました。

素晴らしいアルバムの中でも特に「Teenager Forever」が好きなのですが、
最初のフレーズであるこの言葉が大学4年生、21歳(Twenty-one age)で内定を取れず苦しかった自分が前を向けた時の気持ちにすごいシンクロしていて、この記事を書きたいと思いました。

就活で50連敗(正確には数えていないので正確にはもっと多いはず)していた時の自分の気持ちはこうでした。

「素晴らしい人間にならなければいけない。」
「面接でボロを出してはいけない。完璧を演じなければ。」

それこそ他の誰かになろうとしていました。
自己分析しても誇れるような自分は出てこないし、焦っていました。

そこから就活浪人を決めた後も、長期インターン先のできる先輩の姿を見て何もできない自分を恨み、キラキラしたものに憧れ続けていました。焦りから自分を追い詰め続けた結果、メンタルを病み、体調を崩し退職いたしました。

その後、色々な本と出会い、人と出会い、素晴らしい考え方と出会うことで思考回路が切り替わり、前を向くことが出来ました。

「同じ人になる必要はない」
「他人と比較なんて意味がない。」
「弱みなんてあって当たり前」
「自分の強さを伸ばそう」

それまで憧れていたのは自分の弱い部分を、強みとして持つ人たちでした。
(例えば、自分は大人数の前で話すのが苦手なのですが、反対に人前でも怯えずハキハキ話せて行動力のある外向的な性格の人に憧れてました。)

憧れた人と比較して自分を卑下して、弱みを克服しようと努力して、それでもうまくいかなくて悩んで、思考がループして苦しくて抜け出せなくて死ぬほどしんどい。
そのように毎日自分を苦しめることはなかったんです。
己の弱さを認識して、受け入れればよかったんです。

「それは今の自分にはできない。じゃあ自分は他に何ができる。」

「無理に外向的になる必要はない。内向的な自分が得意な事をやろう」

社会人になった今もこの考え方に気づけたことに感謝をしています。
最初は何事もうまくいきません。隣の同期が上手くいっているところ(実際には苦戦していても、そこは目に入らなかったり。。)を見て焦った時、
「誰でもない自分にしか出来ない事を少しずつ伸ばしていこう」
このように考えて、踏ん張れました。

これは仕事だけでなく人生を豊かにしてくれる本質的な考え方の1つと思います。
キラキラしてるものに憧れて卑下するのでなく、自分の人生を生きる。
弱さを受け入れて、自分を愛する。そして伸ばしていく。
自分の成長にフォーカスすることで、不思議な心強さをもたらしてくれます。

最後に「Teenager Forever」の歌詞からもう1つ引用させていただきます。

結局のところ
誰も教えてくれないんだ
進むべき道なんて

等身大のままで
生きていこうぜ
歳を重ねても 
                                  出典: Teenager Forever/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

弱さを拒み悩んでいた過去の自分よ!他の人と比較して己を責めていた過去の自分よ!
未来のお前は一歩先に、弱さを受け入れて生きて行くぞ!気づくまで頑張れ!

最後に思考を柔らかくしてくれた本を紹介するので参考にしてください。そしてアルバム「CEREMONY」も、ぜひ一緒に聴きましょう。


付録1)苦しかった時に読んだ本一覧
・ストレングスファインダー  
 -トム・ラス
・内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える 
 -スーザン・ケイン
・諦める力
 -為末大

付録2)今の自分が過去苦しんでいた自分に送りたい本
・苦しかった時の話をしようか。
-森岡 毅
・スタンフォード式人生デザイン講座
-ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス
・エンジニアリング組織論への招待
-広木大地
・愛するということ
-エーリッヒ・フロム




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?