見出し画像

英検1級合格体験記<第1話:受験を決めるまで~在宅勤務でNetflixに飽きてしまった~>

2022年3月に英検1級に一発合格しました。受験を決めて合格までの約3カ月の軌跡を、勉強法や本番の雰囲気なども交えながら、脳内関西人・富田氏(仮名)と林氏(仮名)の会話風でお届けします。


第1話:受験を決めるまで



富田: 英検1級受かってんて?おめでとうさん。

林: おおきに。

富田: いつの間に勉強しとったん?

林: 在宅勤務で暇やってん。

富田: そんな暇やったら、勉強なんかせんと遊びに行ったらよかったのに。

林: 暇やいうても、いつメールとかチャットとか来るか分からんから、一応パソコンには向かっとかなあかんやん?せやから、最初はNetflix観たり本読んだりしててんけど、何かもうちょっと生産的なことした方がええかなぁって思い始めて。言うても勤務時間やし。

富田: 真面目やのぉ。

林: ていうか、一日中コンテンツの消費ばっかりしてたら、何か飽きてくるっていうの無い?

富田: まぁ分からんでもない。ああいうのは、忙しい中で時間を見つけて楽しむのが醍醐味かもしらん。

林: ほんで、見たり読んだりっていう受け身だけやのうて、何か勉強する方が生産的かなぁ思って。英語の勉強やったら、仕事の一環とも言えなくもないし。

富田: 仕事サボってる自分への言い訳やな。なんでそれで英検なん?

林: 英語は昔仕事で使っててんけど、今の仕事では全然使わんのよ。語学って、使わんとめっちゃ忘れるやん?せやから、英語力向上まではいかんでも、せめてキープと思って、洋画見たり、英語の本読んだりしててんけど、分からん単語多くてストレスやねん。

富田: 信号に引っかかってばっかりやとドライブも楽しまれへんもんな。

林: ストレスなく楽しむには、圧倒的にボキャブラリーが足らん、と自覚させられてんけど、単語覚えるのって強制力がないとなかなかでけへんやん?

富田: 学生の頃は苦痛でしかなかったな。

林: ほんで、なんか試験でも受けたら強制力になるかなぁ思て。

富田: 英語やったらTOEICの方がメジャーちゃうん?

林: 自慢やないけど、TOEICは5年程前に950点取ってて、もう十分かなと。あとは満点目指すだけやん?そうなると、実力上げる言うより、本番での取りこぼしをいかに無くすかの勝負やからな。

富田: 嫌味か。「自慢やないけど」の後は、絶対自慢が来るよな。正しい日本語としては「自慢ですけど」って言うべきちゃう?

林: そっちの方が嫌味やろ。

富田: まぁお前の感覚も分からんでもない。ボウリングも、最初は1回ストライク出しただけで喜んでたはずやのに、ストライクが当然になってきたら、いかに失投をなくすかの勝負になって、楽しまれへんようになったもんな。

林: プロボウラーやん。

富田: って、何かのインタビューでプロボウラーが言うてた。

林: やっぱりプロボウラーやん。で、英語に話戻すと、TOEIC以外の試験で適当なん何かあるかなーと思って本屋で立ち読みしてたら、英検が売り場で幅利かせてるわけよ。

富田: 英検は誰でも知っとるわな。小学生でも受験する子おるんやろ?

林: で、パラバラ立ち読みしたら、1級はボキャブラリーが結構難しいんよ。ボキャブラリー増やしたかったら、ちょうどええかなぁ思って。

富田: いきなり1級なん?

林: どうせ目指すんやったら、そら最高峰やろ。モチベ上がるやん。英検ってこれまでなんでか知らんけど素通りしてきてんけど、試験内容を見とったら、ライティングとかスピーキングまであんねんな。

富田: あー、面倒くさいやつや。

林: せやねん。おれもライティングとかスピーキングは苦手やねんけど、裏を返すと、それだけ英語力向上には役立つかなと。

富田: あえて苦手に飛び込むんや。おれは自分の土俵で戦う派やけど。

林: なんか格好ええように言うてるやん。

#英検

第2話:受験前の実力とボキャブラリー対策に続く>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?