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組織改善 部長への報告案


前にJTCに思う違和感と戦うことにしたという記事を書きました。私はいわゆるJTC(Japanese Traditional Company)で働いており、会社に思うことがたくさんありそのことをまとめたものです。これをそのまま部長にぶつけることはできないので、どのように伝えようと思っているかをまず隣の課の課長と話したので、その内容を書いておきます。

部長への案

私は次のような流れで部長に提案することを考えました。まず初めに①現代がどういう状況下を説明し、②それを踏まえて組織のあるべき姿を定義して、③現状がどうなっているかを確認し、④現状とあるべき姿の差に対してできることの案を説明して、⑤そのファーストステップとしてみんなにヒアリングをし有志でできることをやらせてほしいという内容です。具体的には以下の通りです。

①現代における組織のあるべき姿
■環境
・予測が難しく変化し続ける
・過去の成功体験を活かすことが難しい(本質的な課題がこれまでの事例とは異なる)
・一つの組織では解決できない課題が増えている
■個人
・人生の長期化に伴い、育児・介護・病気等を抱えながら仕事をする可能性が高い
・終身雇用が崩壊し、会社で働き続けることが保証されない
⇒個々人が能力を上げ続けるために自分自身を見つめなおし、リスキリングする時間が必要

②組織のあるべき姿
時代の変化に適応しながら、①個々人が置かれた状況下で最大限強みを発揮して持続的に働き、②多様な視点を取り入れて③将来のあるべき姿を描いてチームとして成果を最大化できる組織

③現状の組織
・仕事が属人化しており、不測の事態が起きたときにリカバリできない
・長時間労働が常態化
 40時間/月以上の残業者が約半数
・日々のタスクに追われて将来に向けた行動をとることができていない
・同質性の高いメンバーで、多様な視点を取り入れることができていない
 例)企画、オペレーションを同程度経験させる方針
・離職者・FA希望者多やりがいを見いだせない、成長できない、

④あるべき姿に向けてやるべきこと
・時間の創出
    例)不要業務・会議の見直し等を全員で考える等
・多様性を認める文化の醸成
 例)他社事例の勉強やチームで成果を出す方法の習得
   ⇒ヘルプシーキングという仕事スキルの勉強
・仕組みづくり20%ルール等将来に向けた取り組みを個人やグループで行うようにする等

⑤ファーストステップ
課員にヒアリングを実施⇒有志で取り組むべきことを選定しまず初めてみる

これを課長のほうで少し構成を変えて伝え方を再考し、部長に来月初にぶつけてみるつもりです。その内容はまたここにかけたらいいなと思っています。