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2週間毎日仕事の振り返りを10分してみたら良い効果が3つもあった

振り返りをできなかった過去

振り返りの重要性について聞いたことがある人は多いと思います。私もその一人です。新入社員時代に仕事で大きく成長する人とそうでない人の違いは自分を振り返るかどうかだとまで言われたような記憶があります。それを知っているから毎日振り返りの時間を持とうとoutlookのスケジューラーに定期的な予定を毎日17時に入れる⇒無視するを数年間繰り返してきました。

振り返りをできるようになった理由

ある日そのことを友人達に言ってみると友人から「私もそう。じゃあ一緒に毎日やってみる?」と言われ、友人と一緒にやってみることにしました。やり方は簡単で、①友人(他者)とスケジューラーで毎夕に15分の振り返り時間を設定する。②集まって軽く会話をしてその後ミュートにして、各自その日の振り返りをする③slackのDMにその内容を送るです。

友人とやるという強制力によって私は社会人生活が10年以上経過した今、振り返りの時間を持つことができました。これを続けること数週間、この振り返りの時間を習慣化することができ、振り返りによって次のような良い効果がありました。

エクセルにインプットしてスラックに投稿

①自分の仕事に向き合う際の癖を知ることができた

私はずっとTODOリストを朝作って仕事をするということをしています。産後特に忘れっぽくなってしまった私には、TODOリストはなくてはならない存在です。ただいつもそれが消し込めず、一日たっても半分くらい残っていて、これは明日やろうという形が続いていました。
しかしこの振り返りの時間を持つことで自分は理想を高く持ちすぎてやることを出しすぎていることに気づきました。ストレングスファインダーの最上思考持ちならではなのかなと思っています。これによって今日も終わらなかったと自己肯定感を低めながら毎日仕事に向かっていることに気づくことができました。
そこでやり方をmustでやるべきこと、wantできたらいいなと思えることに分けることにしました。mustでやるべきことを毎日消し込めることで今日もやり切ったという達成感を得ることができ、自己肯定感が上がりました。このmust項目に業務の改善などのルーティンではない業務を入れることができるとより自分の肯定感が上がるので、毎日ひとつmust項目に入れるようにしています。

②自分の好きな(得意な)仕事がはっきりしてきた

毎日振り返りをすると同じようなこと書いているなと気づくことがあります。私の場合は時間に追われる仕事が苦手で、特にシステムに何時までにIPしないといけない!というような仕事は本当にやっていると嫌な気持ちになります。
対してある程度の時間的余裕をもって裁量をもってやる仕事は好きでそういう仕事をすることができた日は気持ちが上がっているということを認識することができました。もともとなんとなくは思っていたのですが、毎日振り返りの時間を持つことでそれが明確にわかるようになり、自分が何をしていきたいのかがくっきりしてきました。

③仕事を前もって進めることができるようになった

振り返りの時間を持つことで一貫立ち止まることができ、そういえばこの仕事って納期がここまでだから今週中にこれだけはやっておいた方がいいな等前もって仕事を進められるようになりました。締切直前の仕事はどうしても質が下がりますし、精神衛生的にもよくありません。立ち止まって自分の今いる場所を認識することが、やるべきこととそれをやるタイミングを考えることにつながっています。

これからも立ち止まる時間を持ち、自分自身を振り返っていきたいです。これからさらに続けていって感じた効果があればまた共有したいと思います。

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