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【ワーママMBA】ファシリテーションも子育ても想定外を楽しむ

私は今グロービスの単科生としてファシリテーションとネゴシエーションのクラスで学んでいます。今回はファシリテーションのクラスでの学びを書きます。


ファシリテーションとは、リーダーシップの一つである

そもそもファシリテーションと聞いて何を思い浮かべますか?私は会議の進行役でみんなの意見を引き出す人と考えていました。まず学んでなるほどと思ったのが、ファシリテーションとは”そのチームの成果が最大になるように支援する”ものであるということです。会議の場に限定されるものではなく、プロジェクトを進める、日常業務を進めることも含めてチームの生産性を高めることも含めることができる概念ということでした。そういう意味で言うとファシリテーションはリーダーシップの一つのスキルでもあるといえます。

ファシリテーションの進め方

ファシリテーションは大きく、①参加者の状況の把握、②到達点の設定、③到達点に至るように論点を決める、④意見を引き出して合意に導くという流れで進んでいきます。ここでポイントになるのが①~③の準備をしっかりとして臨み、④の部分で想定外でパニックに陥らないようにし、ファシリテーターの介入は必要最低限にするということです。

ファシリテーションの大きな進め方

③の論点を決めるというのが少しわかりづらいかなと思うのですが、これは質問リストと考えると分かりやすく、会議でおそらくこの点について質問が出て議論する必要があるだろうということを事前にまとめておくということです。
このように準備をしておくことで、実際のファシリテーションの場を円滑に進めることができ、想定外のことが少なくなり、むしろ想定外を楽しむことができるようになるそうです。

ファシリテーションを子育てに当てはめると?

私はこのファシリテーションのやり方が子育てにも当てはまると感じました。私は妊娠中に子育て本を20冊以上読みました。これは教育ママになりたいとかそういうわけではなく、初めての子育てで自分が知りたいことが起きてあわてないようにするために行ったものでした。例えば、生後2~3か月ごろに、黄昏泣きというものがあります。これは夕方ごろになると赤ちゃんがわけもなく泣き続けることを指しますが、初めての出産で私はこういうことがあるということを知りませんでした。しかしながら、これを読んで理解しておいたことで、今はそういう時期なんだと理解して泣いていてもそれほどあわてなくてよいことなのだと理解できました。

これに限らず子育てにはその年齢特有の行動があります。それを理解して準備しておくことであわてることが減りますし、子育て本は読んでも無駄という人がいますが、私はある程度の年齢で起きることを本を通じて理解しておくことはとても大切だと考えています。

このように準備しておいてその後起きたことに対しては、もちろん対処法が自分の子供には当てはまらないということもあると思います。そこはしっかり準備したけれど、こういうことも起きるんだと想定外を楽しむ、これによって子育てをより楽しむことができるのではないかなと思います。