他人との振り返りの大切さに気付いた出来事
先日、Brightureというアップルで働かれていた松井博さんが運営しているオンライン英会話スクールの講義を受けました。そこであった出来事から、振り返りの大切さを痛感したことについて書きたいと思います。
私が受けた科目
私が受けたのはリスニングとスピーキングのクラスで、私のレベルにあったリスニング教材を講師の方が選び、その内容を2回聞いて質問に答えられるかをチェックするというものでした。2回聞いたところで、月に20回ほどオンライン英会話を受講しており、リスニングで聞いた内容もなんとなく聞き取れた気がしたので、質問には答えられるだろうという風に感じていました。
しかし、いざ質問をされると「え?そんなこと話していたっけ?」と思う内容で自分は自分が聞き取れた範囲のものを理解し、聞き取れなかったものは理解しなくても良いものと無意識に考え、分かった気になっていたのだということを痛感しました。
次に受けたスピーキングのテストは1分でお題について考え、2分でスピーチするというものでしたが、回答はとてもひどいもので、自分でも途中で何言っているんだと思いながら話すような結果となってしまいました。
自分の実力がわかっていなかった理由
なぜこのようなことが起きてしまったか?を考えると私は月に20回以上オンライン英会話を受けており、これだけやっているのだからそれくらいはできるだろうと間違った自己評価をしていたことがあると思います。自分ができるところだけを見てできない部分に目を向けられていなかったのだと思います。また、TOEICを受けたのが4年前であり、最近英語のテストを受けておらず、客観的なFBを受けていないのだということにも気づきました。
自分での振り返りはしていましたが、、、
習慣化とそれを変えるバランス
よく習慣化が大切という言葉を聞き、私自身習慣化は得意な方だと思っていました。しかしながら、自分ひとりでやることを習慣化すると、自分の甘さに気付くことができず、できるところだけを見て、自分のできない部分に目を向けることができなくなるのだと痛感しました。
年を取るほど自分を客観的にみることが難しくなっているなと感じます。それは自分への自信から来るものもありますし、単純に他者からFBを受けることが少なくなるからだなとも思います。年を取ってからこそ自分を客観的に振り返る機会を作り、(可能であればコーチングなど、本当に他者にFBをもらうことが大切)時々軌道修正を図りながら自分の向かうべき方向に進んでいきたいと思いました。