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10種類の失敗とは?あなたは失敗を分類できていますか?

あなたは失敗という言葉を聞いてどのような印象を受けますか?避けるべきもの、恥ずかしいものそのような印象を受けるのではないでしょうか?今回は失敗には称賛されるべきものと非難に値するものがあり、失敗にも種類があるということをご紹介したいと思います。

エドモンソンによる失敗の分類

エドモンソンによると失敗の理由には非難に値する失敗から称賛に値する失敗があるとされています。具体的には以下のようになります。

・逸脱:所定のプロセスに従わないことを意図的に選択
・不注意:うっかり逸脱
・能力不足:仕事を遂行するスキルやトレーニングが不足
・プロセスの不備:所定のプロセスに従ったが欠陥があり不完全
・困難な仕事:困難で、確実な遂行が毎回はできない仕事
・プロセスの複雑さ:多くの要素から成り立っているプロセスがさらなる
            要素と出会い滞る
・不確実性:将来何が起きるかはっきりしない中で、妥当に見える行動を
         とり、好ましくない結果が生まれる
・仮説検証:アイデアや構想の試みが失敗に終わる
・探査実験:知識を広げ可能性を調べるための試みが失敗に終わる

上に行くほど非難に値し、下に行くほど称賛に価するとされています。どうでしょうか?失敗と一言で言っても様々な失敗があることがわかるのではないでしょうか?VUCA時代で正解がない時代と言われて久しいですがこのような時代背景の中で、行動をしていく上で失敗は避けては通れません。そのような状況下において失敗にもこのように非難されるべきものと称賛されるべきものがあると知ると、自分の挑戦の結果のとらえ方も変わってくるのではないでしょうか?

自分に落とし込むと?

この考えを自分に落とし込んで考えてみるとかなり失敗を恐れているところがあるなと感じました。特に仕事面においてはサラリーマンを10年以上しているとこれくらいやっておけば上司から文句も言われないいい落としどころだろうと考えて積極的な挑戦はしていないように思います。振り返ってみると仕事において失敗といえるようなことはここ数年していないように思いました。特に称賛されるべき失敗については今までの人生を振り返っても数回しかないように思いました。

自分の人生に満足していない部分がある自分ですが、このように失敗をしていない人生をこのまま続けていればなにも変化は起こらず今のこのままの人生が続いていくのだろうなとこの失敗の分類を自分に落とし込んでいて感じました。

自分の人生をよりよくしていくためにも称賛に値する失敗を繰り返しながら自分の人生をどんどんアップデートしていきたいと思います。