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ターゲティングや最適化が主流に。DOOH広告をおさらい。(2024年春版)

昨今、屋外の大きなビジョンで広告を見かける機会が増加しているのではないでしょうか。大型ビジョンにカラフルな映像が流れることで、街が一層華やかに感じますよね。

この大型ビジョンは、DOOHと呼ばれる広告メディアの一つで、看板などの屋外広告をデジタル技術を用いて表示します。DOOHには、どのようなビジョンがあるのでしょうか。また最新のDOOH事情をご紹介します。


DOOHとは

DOOHとは

DOOHとは、「Digital Out Of Home」の略で、自宅以外の場所で接触する広告メディアのうち、デジタルサイネージを活用したメディア全般を指します。
DOOHは、静止画や動画、インタラクティブコンテンツなどを利用して、より効果的な広告メッセージを伝えることができます。また、デジタル技術の利用により、広告の変更や更新が容易になるため、急なコンテンツ差し替えにも対応できるといった、運営側のメリットもあるため、近年DOOHの利用が大幅に伸びています。

DOOHで活用される主なビジョン

渋谷のスクランブル交差点付近のビジョンは、DOOHでよく活用されることも多く、ご存じの方も多いのではないでしょうか。スクランブル交差点付近には、多くの信号待ちの人が映像を目にする可能性が高い(視認率が高い)ため複数のビジョンが設置されています。これらのビジョンは、同じコンテンツや連続性のあるコンテンツを同時放映・連動放映することもできるため、思わずそのインパクトに見入ってしまうこともあるほどです。

また、最近3Dの映像技術をつかったビジョンも登場し、SNS等で非常に話題になっていました。その他、駅構内や電車内のビジョンも、通勤時間帯を中心として人が多く集まる場所に設置されたDOOHとしてよく活用されています。

Logicadでは屋外・屋内・電車/駅構内など約6万ビジョンと接続しており、用途にあわせてビジョンを選択いただけます。

↓ Logicadのビジョンリストはこちらから確認できます。


DOOHに期待できること

DOOHをマーケティングに活用する際に期待される点は、大きなビジョンにコンテンツが流れるため、注目率が高く、かつ公共性が高いという点です。つまり「目立つコンテンツをみんなが見ている」という状態なので、SNSや会話の中で共感を得やすく、話題醸成や認知促進につながる可能性があります。


最新のDOOH事情:プログラマティックDOOH

プログラマティックDOOHとは

2020年前後より、プログラマティックDOOHという、プログラマティック広告技術を用いて効率的に購入および配信する方法を採用したDOOHの活用が始まっています。

プログラマティックDOOHでは、広告主・マーケターはオンラインの広告取引プラットフォームを通じて、複数のビジョンを一括で入札・購入して放映することができます。従来だと、それぞれのOOHの運営・管理会社と連携する必要があり管理が煩雑になるといった側面もありましたが、ビジョンがネットワーク化されていくことで、そういった課題が解決されてきています。

プログラマティックDOOHで実現できること

プログラマティックDOOHではオンライン広告配信のように、特定の場所や時間帯に特定の広告を表示することが任意に設定できる他、過去の統計データを紐づけることで、性別や年齢の多いビジョンx時間を中心に放映するといったターゲティング放映や最適化が、ほぼリアルタイムに実現できます。また、天気予報データや花粉情報データと組み合わせることで、天気や指数に連動してクリエイティブを変化させるといった、デジタルならではの取り組みもプランニング可能です。

プログラマティックDOOHでできること

レポートについても、従来のOOHでは計測し得なかったimpression数※(=想定視認数)や性年代別のユーザー含有率が、管理画面上から確認することができます。それにより、広告主・マーケターはDOOH放映の進捗をいつでも確認できます。

Logicad DOOHの管理画面イメージ

※Logicad DOOHでは、屋外広告はNTTドコモのモバイル空間統計®のデータやその他位置情報等を用いて、屋内広告はセンサーや通行量等からimpression数を算出しています。

気になる料金体系は?

サービスによって様々ですが、Logicad ではimpression課金体系を採用しています。これは、実際に放映されたimpressionに対して課金していく方法のため、例えば、やむを得ない事情で放映期間の途中でキャンセルした場合、放映分のみのご請求となりますので、無駄なくご利用いただけます。


活用イメージ~Logiacd DOOHを活用したプランニング~

例えば、50代以上のシニア世代をターゲットとした商品・サービス認知を上げたいという課題をお持ちの場合、Logicad DOOHのターゲティング放映で効率よくターゲットへリーチ可能です。

①シニア世代が多く視認する可能性の高いビジョンに絞り込み
②絞り込んだビジョンで、シニア世代がより多く含有している時間帯を中心に入札し放映

シニア世代にターゲティング配信する場合

 
プログラマティックDOOHに興味を持っていただけましたでしょうか?
ぜひ一度LogicadDOOHをご検討ください。


LogicadDOOHを詳しく知りたい方は下記サービスサイトにてご確認くださいね。