研究進捗

目次

要約
1.はじめに
---問題意識・仮説
2.義務教育
3.日本人の価値観
---規則社会
---日本式『個人主義』
---価値観形成の背景
3.マスメディアが与える影響
4.価値観の変化
5.終わりに

私は様々な世界ランキングを見る中で、疑問に思う点がいくつかあたった。「自分は役に立たないと強く感じる」に「そう思う」又は「どちらかといえばそう思う」と回答した者ほど、「自分自身に満足している」に「そう思う」又は「どちらかといえばそう思う」と回答した者の割合が低かったが、諸外国の若者に同様の関係は認められなかった、というようなものや、「人生を思い通りに動かすことができるという人もいれば、どんなにやってみても自分の人生が変えられないという人もいます。あなたは、ご自分の人生をどの程度自由に動かすことができると思いますか。」という問いに対してできないとという回答数が57ヵ国中で一番多かった事実だ。しかし、歳を重ねるほど、「集団主義的な日本人」のイメージとは逆方向へ変化していく。自己観が文化の影響を受けて形成されるのであれば、歳を重ねるほど「日本人らしさ」が強まるはず。しかし、若い人ほど個が確立せず、他者に合わせて評価を懸念する「自分らしさ」が見て取れ、若者が個人主義化しているという説に反する。ここから、「個人主義」「自分らしさ」が、日本人の特性上合ってないのに関わらず、目指そうとしている社会的風潮があることに日本の閉塞感があるのではないか、という仮説が立てた。私はこういった価値観が生まれた背景を理解するとともに、この価値観が日本の閉塞感を引き起こしていると考えているため、閉塞感を打破しるための解決策を考えたい。(あとで書き直します)

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