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036 スポーツワーケーション第3弾実施(その2)

【前回のお話】
・三浦でスポーツワーケーションの第3回目の実証実験を実施しました
・今回はスポーツ関連企業様の協力の下、アクティビティのデータ管理とランニングシューズ、スポーツバイクを貸与頂きました

ー 朝イチでバイクやランで城ヶ島へー


 今回も様々な参加者が三浦まで来てくれたのですが、基本的に朝の5時または6時に起床して、城ヶ島までのランニング若しくはサイクリングを実施しました。今回もお世話になったベースの酒宿山田屋さんから城ヶ島までは往復で約7キロちょっとの距離。日常的にランニングしている人にとっては「仕事前の朝ランには丁度良い距離」、スポーツバイクならば「朝の散歩」的な距離なのではないかと。

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城ヶ島大橋を疾走!向こうには富士山が

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みはらし広場

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馬の背の洞門

 サイクリングに行った時には釣竿持参で城ヶ島へ。自動車では入れない場所でも、自転車ならば難なくエントリーすることが可能。改めて三崎エリアにおける自転車の利便性を実感しました。残念ながら釣果には恵まれませんでしたが・・・・。

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朝日をバックに城ヶ島大橋を走る!

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 朝イチで身体を動かした後は、三浦の市場内にある「三崎市場食堂」で朝ご飯を。前回の滞在時にはこの食堂の存在を知らず、宿から歩いて30秒程にある「あるべ」で朝食を食べていたのだけど、いずれも負けず劣らずの味とコスパでした。

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市場食堂の朝定食。何とこのボリュームで税込670円。これだけを食べに三崎に来る価値あると思う

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で、こちらが「あるべ」のアジ開き+ベーコン。個人的にはここのベーコン最高

三崎魚市場食堂 
https://www.keikyu.co.jp/company/news/2018/20181012HP_18153NS.html

あるべ
https://gooone.help/20200222/81/

美味しい朝ご飯を食べた後にシャワーを浴びて、その後は参加者の好きな場所、好きなタイミングで仕事をスタート。こんな最高のスタートを切れば仕事が捗らない筈がありません。

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宿の部屋でミーティング

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こちらが私の仕事スペース。椅子と机は持参

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あまりにも天気が良かったので「うらり」のテラスでミサキドーナッツを食べながら仕事も。陽射しが眩しくて画面見づらかったw

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恒例の?ランドリーワークw

 三浦はとにかく時間の流れ方がゆっくりとしていて、その中に自らの身を委ねて生活してみると、会社や在宅勤務では思い付かったような発想・アイデアが出てくるからアラ不思議。ワーケーションの醍醐味であったり効用というのは、「ワーク」にくっつける「バケーション」の中身が決して最優先事項なのではなくて、その土地の時間軸に身を委ねて仕事を含めた生活をすることであったり、地域の人々とのリアルな触れ合いや何気ない会話の中にある、ということを今回改めて実感した次第。自分自身の拙い経験ではあるけれど、これだけは自信を持って言えるかな、と。

 ちなみに、私は4/17-25の滞在中に終わらせるつもりで持ち込んだ仕事があったのですが、当初一週間で終わればとおもっていたものが22日に終わってしまいました。もちろん全てが「ワーケーション効果」とは言いませんが、良好な精神状態で仕事に臨めた効果は大きかったと思います。この「効果」を可視化、定量化できないのが歯痒いのですが。。。

破壊力抜群の三崎グルメ

 今回の実験で改めて感じたのが、三崎エリアの「食」の充実。前回はどちらかと言うと自炊が多かったのだけど、今回は「グルメワーケーション」の可能性を模索すること、ワーケーションによって少しでも地域経済に貢献したいという思いから、積極的に外食をしました。今回お世話になったお店を紹介します。

うどん「はるかぜ」

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 今回三崎を訪れたら真っ先に行こうと思っていたのがこちら。三崎に移住したご夫婦が営む手打ちうどんのお店。

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トマトが効いてるスパイシーカレーうどん

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天ぷらは別皿という気配りが嬉しいとり天うどん

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季節限定、4種のチーズうどん

 こちらのお店、うどんも美味しかったのですが私が感動したのはお酒のつまみ。どれも500円均一ながらどれもがこだわりのカタマリ。

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自家製ツナ

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鶏ハム

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えーと、これ何だったっけ・・・w美味しかったのは覚えてる

 そして私が一番衝撃を受けたのが、イカの昆布締め。↓

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 店主に聞いたところイカの種類はヤリイカで、締め方は白身魚などと一緒とのこと。レモン塩がこれまたバッチリ合っていました。これと女将さんおすすめのお酒がまた相性良く、お昼も合わせて滞在中に4回も行ってしまいました。

まぐろ料理 くろば亭

 こちらは三浦でマグロを看板にしている店の中でも有名店なのでご存知の方も多いのではないかと。

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看板料理マグロのカルビ焼き

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刺身盛り合わせ。撮るよねw

 三崎のお店全体に共通しているのだけど、普通の刺身以外に「胃袋」「心臓」「目玉」など内臓系のメニューが充実していて、ドキドキしながら初めて口にするのも楽しみのひとつ。

http://kurobatei.com/


まるいち食堂

 こちらは魚屋さんで売っている魚を自分自身で選んで、好きな調理法で調理してくれるスタイルのお店(お昼のみの営業)。今回はカワハギとメトイカ(マルイカ)をいずれもお刺身で調理してもらった。

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選んだ魚は店頭で瞬殺調理

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イカもカワハギも最高でした

 正直に言うとお昼ご飯にしては高いかな?という気がしますが、「せっかくご飯」にはうってつけのお店ではないかと思います。


港の街中華 港楽亭

 言うまでもなく三崎グルメの主役はマグロを中心とした海産物なのですが、毎日魚を食べていると3日もすると魚以外のものが食べたくなってくるもの。そんな時には三崎の街中華に行きました。酒宿山田屋さんから歩いて1分のところにある港楽亭さんでは「ザ・街中華」と呼ぶに相応しいメニューのほか、「マグロラーメン」「フカヒレラーメン」など、港町ならではのオリジナルメニューも充実しています。その他三崎の街中華では、チャーシューやシュウマイが名物の「牡丹」さんもおすすめです。

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フカヒレラーメン

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個人的にはこのマーボー麺がおすすめ

牡丹
https://gooone.help/20200820/596/


手打ち蕎麦 葉山商店

 三崎と蕎麦、あまり繋がりがないような気がしますが、こちら本格的な蕎麦以外にも「アカモク」「三浦野菜の天ぷら」など、地元の野菜や海産物を使ったサイドメニューも充実しており、お酒も楽しめます。私は焼酎のボトルを入れましたw。

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焼ききつねせいろ

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しらすおろし

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おつまみきつね

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キープボトル

葉山商店
http://www.asobigasaki.com/soba/


フィッシングワーケーションの可能性「レンタルボート」

 前回のフィッシングワーケーションでは、釣りと仕事の両立はなかなか難しい、という結論を出しました。これは、

・三崎地区の港は釣り禁止の場所が多い
・釣り可能な場所はなかなか釣れない
・沖釣りは「一日仕事」になるため仕事をしづらい

以上を主たる理由としていましたが、「短時間で乗れる船」があれば充分成立する可能性があると感じていました。具体的には「夜明けと同時に船で沖に出てサクッと釣りをして、10時くらいまでに帰ってきて仕事をする」といったスタイル。今回はそうした要望に応えてくれる船宿を見つけることができなかったので半ば諦めていたのですが、お昼休みに自転車で港近くを散策しているとある看板が目に飛び込んできた。

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 階段を上がって事務所に入ると管理人のおじさんがおり、その方に話を伺うと「時間貸しの船外機ボートレンタルをやっている」とのこと。まさに探していたスタイルが宿から至近距離の場所に!早速翌朝一番で一艘ボートを予約。

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 船舶免許所有が必須となりますが(ちなみに私は二級免許を持っております)、予約に空きさえあれば自分のスケジュールに合わせて沖に出ることが可能です。三浦スポーツワーケーションの可能性が更に広がったような気がします。

 こんな感じで今回のワーケーションは無事終了となりました。幸か不幸か今年のゴールデンウイークは3回目の緊急事態宣言が発令されて何処にも行けないので、参加者の皆様のガーミンウオッチの各種計測データの集計を行い、スポーツワーケーションの定量分析をしてみたいと思います。

 また今後も地味に実験を積み重ねてゆき、机の上では組み立てることはきっとできない「スポーツワーケーションの真実、醍醐味」を追い求めたいと思っております。

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