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意外と知らない日焼け止めの塗り方のコツ

化粧品研究者のすみしょうです。
化粧品開発10年以上の私が美容やスキンケア情報を科学的な視点で解説していきます。

情報が溢れるこの時代何を基準にどう選んでいくかの参考になれば嬉しいです。

また30代の共働き子育て世代として、クリエイター、経営者としての学びや悩みもシェアしております。

意外と知らない日焼け止めの塗り方のコツ

今回は日焼け止めのテクニックをお伝えしようと思います。

日焼け止めを塗る量が少ないと効果が得られにくいので、量をしっかり塗りましょうということは一般的に言われていますよね。

とある論文では、メーカーがSPFの試験をするときに塗る量の半分しかユーザーは実際に塗っていないという報告がありました。

少なく塗布する方はベタつきが嫌だ、白く浮くのが嫌だなどの理由だとは思うんですよね。

そこで効果をしっかり実感するためにも少しでも多く塗れた方がいいので塗り方のコツをお伝えします!

KOSEさんだったと思うんですが論文で言ってたのが、2回に分けて塗ると合計の塗布量が増えるというものでした。

少なめで塗ってるかなと思う方は、1回じゃなくて2回塗ってみるとかそういう工夫があると変わるかもしれないですね!

あとはSPF50+とかの高いものを少量塗るということも考えられなくはないんですけど、記載通りの効果をしっかりと得たいのであれば規定の量を塗ったほうがいいですね。

ミルク系のものだと500円玉
ジェルやクリーム系のものだとパール粒2つ分
とか顔に塗る場合は言われてたりしますね。

更にこれはあんまり知られていないんですが、京大皮膚科医の宮地先生が提唱している塗り方があるんですがこれが結構ユニークなんで紹介しますね。

【M字式サンスクリーン塗布法】
・手の甲に日焼け止めをすり合わせて伸ばす
・手の甲を頬に持ってきて塗る

これをすると
・手のひらの溝などに取られてしまう分が無くなる
・手の甲の日焼けやシミなどを予防する
・手のひらがベタベタしない

この方法を宮地先生はお勧めしてました!

私はどういう塗り方をしているかというと、結構めんどくさがりなんで(笑)
手のひらに出して、ぶわぁーってこすり合わせてから顔にベタって塗るのが1番手っ取り早くてやってしまう方法です。

どこまで紫外線の影響を気にするかって人それぞれだと思うんですよね。

日焼け止めは毎日塗ったほうがいいと言われますけど、私はシミはちょっと嫌ですけどシワなら出来てもいいかなーくらいに考えてるんでこの塗り方です。

皆さんはシミやシワを気にさられていると思うので、きちんと塗った方がいいですよって言うんですが私自身は実はあんまり気にしていません。

あとシミやシワが出来やすいところ(目尻や頬骨など)にしか重点的に塗らなかったりしてますね。

「家の中でも塗った方がいいですか?」
「曇りでも塗った方がいいですか?」って聞かれることも多いです。

家の中だと確かにガラスからUVAという波長の長い紫外線が入ってきてそれがシワやたるみのリスクになるので塗った方がいいんでしょうけど、どこまでやるかはご自身と相談ってところですかね。

曇りの日も晴れの日の60%くらいは降り注いでるってデータもあるので塗った方がいいのはいいと思います。

あとは全身、夏とかはTシャツ着るんで腕とかに塗るのがめんどくさいなって方もいると思うんですよ。

私もそうなんで塗ったり塗らなかったりするんですが、薄手のシャツとかは物理的に紫外線をある程度防いでくれます。

めんどくさい方は暑いかもですがユニクロのUVカットパーカーとか普通のシャツでもある程度は防いでくれるのでゆるく自分なりの考えでやってもらうといいかなと思います。

こんな感じで美容や子育てなどについて発信しているのでよければコメントいただけると嬉しいです!

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