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【真面目な若手ほど離職する理由】

新入社員が入社してきて約半月が経ちましたね。
良い感じに育ってきていますでしょうか?
水を差すわけではありませんが、やる気に満ち溢れている人ほど注意が必要ですよ。

皆さんは「バーンアウト(燃え尽き症候群)」をご存知ですか?


このバーンアウトは、簡単に言うと、今ままでやる気もあって、普通に仕事をしていた人が、急に「意欲」を失ってしまうことを指します。


特に、人と接する仕事で多くの例が報告されています。

バーンアウト研究者のKahnの論文によると、「ひたむきさ」「他人との深い関係の期待」が発症の原因になっているそうです。


仕事に対してひたむきな人は、多くの仕事を抱え込み、出来ないことに対して深く悩みがちです。


では、このバーンアウトさせないために、どんな教育が必要なのか?


専門家によると、人と関わる仕事をしている人は、「自分自身と、職務上の役割をはっきり分けること」だと言っています。


顧客に対して、暖かく、共感を持ち、接すると同時に、冷静かつ客観的な態度を守るスキルが必要だということです。


もっとシンプルに言うと、「近すぎず遠過ぎず」を維持することです。


人間関係が上手で、かつ自分のメンタルも安定していて、顧客から愛されている人の特徴として、この距離感の掴み方が上手です。


なので、若手はまだこの距離感が上手く掴めず、とくに真面目で、ひたむきなスタッフほど、顧客の痛みや、悩みを全て自分の重荷として捉えて、
燃え尽きちゃうことが研究結果でもあるので気をつけさせましょう。


ちなみに私はよく、若手には「演じる」ことを教えます。


顧客にとって理想であり、自分にとっても理想なサービス提供者を演じれば良いのです。


そのうち自然に出来るようになってきます。


なので、新人にはまず演じることを教えてみてください。


追記 〜藤田の体験日記〜

昔、美容院に行った時の話です。
シャンプーする時って、ティッシュを顔に被せますよね?
だから相手の顔は全く分からないのですが、声はとても良い感じだったんです。しかも美人。

しかし、ティッシュがズレて、そのスタッフの顔が見えた時に驚いたんです。

めっちゃ顔が死んでたんですよw(目かな?)
私はその時、残念に思ったのですが、もしかしたら、それぐらいが丁度良いのかもしれませんね。
(顧客を不快にしてはいけませんが…)

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