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「これだけ?!」1人生産性の高め方

労働集約サービス産業は、接客力が肝です。
しかし、社員によって顧客がついたり、つかなかったり・・・
結果、生産性に大きなバラツキが出ることはよくありますよね。

「この社員があと50万円売上を上げてくれたら・・・」



そんなことを感じたことありませんか?

今回は、これだけやれば一人当たりの売上は、意外と簡単に上がりますよというお話です。

顧客がたくさん抱える社員は基本的に顧客から好かれています。

「なんかこの人感じが良いな〜」と思って頂いているのです。

逆に、「この人、微妙・・・」と思われてしまった瞬間、

残念ながらゲームオーバーです。

その後の対応をいくら頑張っても、初頭効果というものががるので挽回は難しいのが現実です。

そもそも、第一印象でそんな態度をしてしまっているのだから、挽回すらしないでしょう笑(気づいていないので)

しかし、社員は何故そう思われたのか分かりません。
もしかしたら、頑張って接客しているのになんでリピート取れないだろうと悩んでいるかもしれません。

そこで、上司のあなたは部下に

「お客さんと話す時は、さりげなくお客さんの真似をする」

とアドバイスしてみてください。

人は、自分と似ている人に好意を抱きやすい傾向があります。

これを積極的に行うのが、

ミラーリングです。


相手の真似をすることは、相手に対して「あなたを好意的に思っています」という意思表示でもあるのです。

この効果を実験したのが、オランダのラドバウド大学の研究チームです。

レストランで、ウエイトレスに2種類の対応してもらい、どちらの対応がチップを多くもらえるか?という実験です。

①注文を受けた際に、「相槌だけ」という対応

②注文を受けた際に、「注文を繰り返す」という対応です。


結果・・・

②の対応をしただけで、チップ額が70%アップしたそうです。

繰り返しただけですよ?笑

相手が言ったことを繰り返すことは、バックトラッキング(オウム返し)というミラーリングの中の一つのテクニックですが、いかに重要かが分かりますね。

顧客のリピート率が悪い社員には、このあたりをチェックしてみてはいかがでしょうか?

「相手をさり気なく真似る」


これは、トレーニングによって養うことが出来るので、その方法は別の機会にシェアさせて頂きますね。

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藤田一城




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