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物覚えが悪いスタッフへの指導法

どうしたらもっとスタッフの技術や業務スピードが増すか?

早く一人前になってもらいたいと考えている上司も多いのでは?

最初に言っておきます。

「一回伝えたんだけどな・・・」

これは捨てましょう。

大抵忘れますし、時間が経てば自分の勝手な解釈に変換されるものです。

ては、そうならないためにはどんな指導をしたら良いのか?

今回はそんな悩みを解決するために

上司が必ずやるべきことについてお伝えします。


それは「毎回のフィードバック」です。

フィードバックとは、相手が何か行動を起こした後に、

気づいた点や改善点を相手に伝えることです。

なんだ・・・そんなことか・・・やってるよ。

と思いましたか?

本当にやってますか?

その時々で、したりしなかったりになっていませんか?笑


では、どれぐらいすればいいのか?


毎回が理想です。


それを証明するべく、フィードバックの回数によって行動の結果は変わることが分かった実験を調べたのでシェアします。

フィンランドのユヴァスキア大学のカイス・モノネン氏による実験です。

彼は、ライフル射撃初心者の人を58名集めて、射撃の訓練をさせました。

58名を2つのグループに分けて、1つのグループには毎回、精度や姿勢、安定性についてフィードバックし、1つのグループには2回に1回同様にフィードバックしたそうです。

この訓練を4週間続けたそうですが、

結果はもちろん、毎回フィードバックしたグループが2回に1回フィードバックしたグループよりも断然上達度が高かったそうです。

つまり、フィードバックは毎回した方が良いということです。

忙しい現場で毎回フィードバックなんて出来ないかもしれませんが、

上司はなるべく毎回する意識を持つだけでも、結果は大きく変わるのではないでしょうか。

何かしても無反応、改善点や指摘ばかりするのは危険です。

出来たこと、気づいた点、改善点(こうしたらもっと良くなるよ)というスタンスで小まめにフィードバックしましょう。


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