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【成功体験ではなく成長実感の数が大事】

UQモバイルのCMが流れたら

3人のうち永野芽郁をガン追いする藤田です。

人材育成を成功させる秘訣は

「成功体験をさせること」

とよく言われています。

が、しかし

私はあまりそうは思いません。

成長実感の認識が大事だと睨んでいます。

ある成長実態調査(10000人)によると、

・成長イメージは報酬の向上と答えた人が8割。

・成長が重要だと感じている割合は全体の78.2%

・50代、60代でも成長したいと答えた人79.9%

(ちなみに40代が最下位)

・働く中で成長を実感していると答えた割合約49%

(男性よりも女性の方が高い)

ここから分析出来ることは、

78%の人は成長が重要だと思っているのに対して、

成長を実感している人は49%。

つまり、成長したいという

志向と実感に大きな差があることかと。

昔、あるスタッフに聞いたことがあります。

「ここ数週間で成長したことってある?」

「・・・。正直分かりません」

このスタッフは成長したいとは言ってました。

私の目から出来ることは

圧倒的に増えていたのですが

上記の会話の通り

自分では成長を実感していなかったのです。

分からないということは、

こうなりたいというイメージも

もしかしたら曖昧だったのかもしれません。

なので、反省した私はそれ以来私、

3つの観点からアプローチしています。

1つ目は「妄想」させること。

自由に妄想させてイメージを湧かします。

この時大事なことは考えるだけでなく、

思ったことを紙に書かせることです。

2つ目は「ギャップの認識」です。

その妄想やイメージと、

現実との間にあるギャップは何か?

どんなことにアンテナを張り、

どんな情報を収集すればいいか?

誰を手本にすれば良いか?

これらを考えさせます。

3つ目は「習慣化」です。

1、2を踏まえた上で、

具体的に成長したことは何か?を考えることを

習慣化させることです。

こちらからの質問でも良いです。

「1週間前に比べて何が出来るようになった?」

とか何でも良いと思います。

シートを作成して

一日の終わりに記入してもらうのもお勧めです。

肯定的な答えが返ってくるような

質問を常に投げかけることが大事。

そのうち本人自身、

自分への質問が変わってきます。

上司や先輩は

そのスタッフのマインドトークを

良質なものへと導き、

成長実感を認識させ、

その数を増やすことが大事だと思います。

皆さんの意見も是非聞いてみたいです。

それでは。

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