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ADHDと視力と個性

アカウントを作ったまま、何をどう書くのか、決め切れずに、そのまま半年経ってしまいました。
で、結局、何をどう書くのか、特に特定せずに、思うまま書く場所にしようと思っています。

まずは、以前Facebookで投稿したこちらのお話から。

個性とは?障害とは?を考えるテーマです。

ADHDと視力と個性

以前、息子の通う小学校で、校長先生が、新年度の保護者向けの挨拶スピーチで、メガネの話をされていました。
校長先生は、視力がとても悪く、メガネがないと、とてもじゃないけど、生活ができないほどだそうです。

そしてこうおっしゃいました。

「それは『障害』とも言えるけれど『個性』とも言える」

と。




そうか!

どちらとも捉えることはできる。



この話を聞いて、私、とても心地よく感じたのです。



というのも、以前、「ADHD」という発達障害(落ち着きがない、注意散漫など)の存在を知った時に、私、とってもうれしかったことがありました。


だって、「私これかも!💛」とまるで自分のアイデンティティを得たかのようでした!




子供の頃から、忘れ物多いし。
(玄関にカギ刺したまま出かけたことも※30代で)

注意散漫だし。
(先生の言ってること聞きそびれて何度も失敗した)

ミスも多いし。
(公私ともに何度失敗したか😢!!)


「リアルサザエさん」と呼ばれたことも。
 ※30代の頃(笑)





でも、おそらくきちんと受診したら、ADHDと診断されるほどではないと思うのです。


「私もそうだ!」と思う人が山ほどいるくらいですからね。
(ADHDの図解とかがネットに出ると、みんな反応がすごい!)





だけど、それでも、人生のほとんどで、「あ~私ってなんでこんなにおっちょこちょいなんだ😢」と落ち込んできたので、


「あなたはこれなんですよ」と「居場所」をくれたような感じなのです✨✨
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一方で。
ㅤ 
何かの診断結果を受けて名前をつけられた人の中で、「私は病人ではない😢」とその「居場所」を嫌がる人もいる。




ん?どちらがいいか??




私は、

「自分が心地よい方でいい」

と思っています。




先ほどの校長先生がおっしゃっていた、「障害」でも「個性」でも、
自分が嫌な方ではなく、心地よくいられる方を持てばいいと思うんです。




私みたいに「どうして私って…😨😨😨」という人が「私はADHD気味なんだ」と思うことで楽になるなら、そう思えばいいし、

「あなたは〇〇という障害を持っています(障がい者である)」と言われるのが嫌な人は、「これは私の『個性』だ」と思えばいい。



ADHDを知った時と、校長先生の個性の話を聞いた時。
どちらも、私は、自分の存在を愛おしく感じられたのでした。





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