【漫画】原作とアニメ、ドラマ。違ってもいい【それぞれの良さ】

　　※画像の作品の話は出るかもしれませんが出ないかもしれません。そしてネタバレしちゃってるかもしれません。ご注意ください。

　子どもの頃見ていたアニメを後に原作で読んだり、また逆もあります。読んでいた原作がアニメ化されたり。私は結構どちらもいいなぁと思っています。まれに、ごくまれーに（※強調）、ガッカリな作品もありますが、それはあえて言わずにおきます、今は（意味深）。

1.風の谷のナウシカ

　これはもう有名ですが・・・。私はアニメ（映画）が先です。大人になってから原作なのかな？本を読みました。ビックリ。映画は映画用のお話だったのね。読んだくせに詳しくはないのでダメなんですが・・・。これもアレでしょうか？【原作完結前に映像化】的な？

　そういうので私が思い浮かぶのって【鋼の錬金術師】でしょうか。原作まだまだ途中、でもアニメが追い抜いてしまったためオリジナルの脚本になったとか。なので登場人物や役割などが違う。【それはそれ】って気持ちで見ればいいのでしょうかね。

　話を戻してナウシカ。こんなお話、そりゃ映画１本では収まりませんよねえ。それでも作品として何度見てもイイ。ちびっ子たちの【姫姉さま！】って言うのが可愛くてしょうがない(笑)。

2.湘南爆走族

　これ、自分が小学生ぐらいかな？兄がお友達に教えてもらったかなにかで、先にOVAを見たと思います（うっすら記憶・・・）。とにかく、暴走族って！？なんて未知の世界の私にとって、刺激的でした。１作目の声優さんは主人公江口洋助役は横浜銀蝿の翔さんで、石川晃役が塩沢兼人さんでしたが、２作目から塩沢兼人さんが主人公江口洋助役に変わってました。
※石川晃役は山口健さん、１作目で山口健さんが演じていた桜井信二役は目黒光祐さんとなったようです。

　原作と大きく違うのはギャグ要素。天敵の【ももかん】こと、桃山勘吉さん、警官であり初代湘爆リーダー桃山マコさんのお父さん。原作では片腕がロケットパンチだったり(笑)なんかサイボーグ的な？？？でした。アニメでは普通でした(笑)。

　アニメを何作か見て、単行本も完結まで読みました。あぁ、終わっちゃうのか・・・めちゃめちゃ寂しかったのを思い出します。その後、スピンオフ的な作品もあるようです。まだ見てないのですが・・・（期待がいっぱいですが、怖さもあるので・・・）。いずれ読めたらいいなぁ。

3.BORDER

　こちらはテレビドラマを先に見て【面白い・・・】と思いました。原作があるのかな？と調べたところ（wikiさんによりますと）、原案は金城一紀さん。漫画、小説、テレビドラマをそれぞれ異なる作家によって展開されたそうです。なので【原作】があって、【ドラマ】【アニメ】等とは少し違いますが、いい作品だったので。ドラマが先、そして漫画を次に読みました（小説は未読です）。

　これ、びっくりしました・・・。まず、主人公：安吾（小栗旬さん演じる）の相棒的な存在。ドラマでは同期かな？男性でした（大好きな俳優さん、青木崇高さん）。漫画では警察学校在学中の（研修でやってくる）女性。

　ストーリー展開は同じく、死者が見えてそこから事件を解く鍵を得ていく（※もちろんそのままでは証拠能力もなければ、その発見に至った根拠が説明できない）。相棒が同期の男性と、若い女性ってことで違いますが、事情を知らないとは言えそれぞれに安吾を気にかけていってくれます。

　そして検視官。ドラマでは無駄に(笑)変わった感じの、あり得なさで。私には初見時【悪目立ち】感がありました。特別検視官比嘉ミカ（波留さん）の、ちょっと高慢すぎるところとか、助手スタッフ全員女性で（それはいい）、なぜかスケスケ(笑)の衣装。その下にはノースリミニスカ？なぜ？？？と、ちょっと違和感しかなかった（他の作品とは違うってところを見せたかったのかもしれないけど）。

　※波留さんは女優さんとして大好きなんです。これは、こういう演出なので仕方ないんですよね。

　漫画版では普通(笑)で、助手は女性ばかりだったかな？でも衣装は普通。ハッキリ言うところもあるけどもう少し常識のある感じの女性として描かれていたのでホッとしました。

　一番はラスト。ドラマ版は何と言うか・・・。色んな風に取れる終わり方。まぁ主人公の身に起こることっていうのかな？でも、その選択と行動の結果・・・っていうめちゃめちゃ納得。すごい衝撃的でした。また最終エピソードで登場となった、大森南朋さん演じるキャラ。この【怪演】ってこういうことね・・・。と思いました。この設定ならではのラストでした。

　一方漫画。これはこれは・・・。結末としてはすごく切ないです。あぁ・・・って。ドラマとは別の意味で【一線を越える】と言うか・・・。この能力がある故の苦悩。

　余談ですが、好きな海外ドラマですがラストが残念だったと思う【ミディアム】も、主人公アリソンがその能力がある故に、目を背けようとしていました・・・。

【プレビュー】好きな海外ドラマのラストが残念と思った作品｜kimako｜note

　さらに余談ですが、能力こそはないけれど【ミリオンダラーベイビー】を思い出しました。

　ここまで違ったラスト。小説も読むべきでしょうかねぇ・・・。

やたら【BORDER】だけ長くなってしまいました(笑)。なので一旦この辺で・・・。