【音楽のこと】私の歌姫【グっとくる】

　子どもの頃、父はまぁ演歌とか聴いたり歌ったり（極悪音痴）してたようですが、母はあまりそういうことに触れなかった気がします。姉絶対優位でチャンネル権（※昭和な話題w）争いがあると、やはり音楽番組。当時は【ベストテン】【トップテン】【ヒットスタジオ】的な番組名だったかな？一緒に見ていたものです。

　そうなると母は毎回【みんな一緒に聞こえるわ～】【全然耳に残らないわ～】なんて、呆れたように言っていました。その時は【は！？意味がわからんわ！】と、姉も私もムカっとしたものです・・・。

　今の時代、私も少しだけそんな気分です。好んで聴くのは自分が子供の頃、青春時代・思春期だったりの【懐かしい曲】。変なところで保守的なんでしょうか？頭が固い・・・（※こういう場合は【耳が固い】かな？）

　そんな私の中の【歌姫】は・・・

• 中森明菜さん

• JUDY AND MARY　YUKIさん

• Coccoさん

• Fayrayさん

• クリスタル・ケイさん

• Superfly越智志帆さん

• ・・・etc

　【中森明菜】さん。トンガった性格の姉は当時の【聖子ちゃん】をものすごく嫌ってました(笑)。故に影響といいますか、【明菜ちゃん】。でも実際に自分は明菜ちゃんが好きです。（聖子ちゃんの歌も今聴いても素敵ですよね。）
　【難破船】を聴いたときは衝撃でした。アイドルでありながらこんなに切なく悲しげな歌を、その歌う姿もまた儚げでした。そうそう、昔のアイドルさんって歌うまかったですよね（※意味深な言い方・・・）。その中でも表現力も含め、声の強さ、響き・・・美しい世界観でした。特に好きなのは【セカンドラブ】。

　【YUKI】ちゃん。これはもう思春期・青春でございます。憧れの存在。なんでしょう？カワイイのに、とってもカワイイのにパワフル。ちょっと違うかもだけど【キョンキョン】のような感じ。ボーイッシュな面もありつつ、めちゃめちゃカワイイ。男性に媚びてない、きわどい衣装も（パンクっぽい）いやらしさがない。【キュート】という言葉がピッタリ。

　歳を重ねた今も信じられないくらいカワイイ。永遠の憧れです。元気をくれたり、切ない曲でその歌詞の内容にどっぷり浸ったり・・・。YUKIちゃんの歌声とともに思い出がたくさんよみがえります。特に好きなのは【ステレオ全開】。

　【Cocco】ちゃんも衝撃的でした。愛憎というか・・・。美しさも汚さも、恋愛は綺麗事ばかりではないという感じ。現実的で、でもとても【おとぎばなし】のような歌もあって、歌詞の凄みを感じました。こちらも、思い出いっぱいです。特に好きなのは【焼け野が原】。

　【Fayray】。もう、切ないんです。片想い、人に言えない想い・・・。何て言うか、大人の恋なんですよね・・・。女性らしい、美しくアンニュイな感じの声がとても心地よく、そして聴いては浸っていたものです・・・。特に好きなのは【好きだなんて言えない】。

　【クリスタル・ケイ】ちゃん。お若い(笑)。アップテンポな曲がよく聴かれるけど、切ない曲が好きです（※浸りたがりな自分が恥ずかしい）。外国ルーツの彼女ですが、【STILL】という曲は日本語表現のみ。とてもせつなくて自分と重なるようなところもあったりで、チクっと胸が痛くもなりますが素敵な歌です。

　【Superfly】。ものすごい歌唱力だと思ってます。力強い、突き上げるような歌声で表現する曲も好きですが、こちらもまた切ない曲が好きです。どこからこんな声が？と思うんですが、ムリしてる様子が全く感じられないので本当にスっと耳に入ってきます。特に好きな曲は【Last Love Song】です。

　【・・・etc】。世代で言っていったらそれこそ【聖子ちゃん】とかも触れてます。【工藤静香さん】もそう。バンドで言えば【PRINCESS PRINCESS】だって。【MISIA】、【ドリカム】、そして【安室ちゃん】【浜崎あゆみ】・・・通ってるはずなんですね。

　ファンになった方、ファンでなくても好意的に聴いた方、そういう感じです。【歌姫】と自分で書いてみて、その条件的なものが【思い出との結びつき】だと感じました。

　やはり、その歌声を聴くとよみがえってきます。【曲】【リズム】というよりも、【その人の歌声があってこのメロディと思い出】という成り立ちです。そう考えると、今のアーティストの曲が私の中であまり反応しないのは、結びつくような思い出（イベント）が発生しにくい・・・。やだ、悲しい(笑)。

　若い頃は本当に、色んな経験に溢れていました。全てがイイことではないけど・・・。少し切ないながらも思い出せるのは、それを乗り越えられたから。この先いつかまた【耳に残る】【ふと気になる・引っかかる】歌声に出合うことがありますかね～・・・。