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デザイナー目線で見る決算説明資料 #20 (ヨシムラ・フード・ホールディングス/マネーフォワード)

より良い投資家コミュニケーションの設計を目指す「IRデザイナー」が、ビジュアル・ワーディング・内容、3つの観点で気になった決算説明資料を毎週紹介していきます!
今回は、2020年10月12日〜10月16日に開示された決算説明資料を紹介します!

株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス(証券コード:2884)

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中小の食品会社を傘下に持つヨシムラ・フード・ホールディングスの決算説明資料です。

ヨシムラ・フード・ホールディングスでは、ESGについての全体像を、上記のように図にまとめていました。
G(ガバナンス)の中にE(環境)、S(社会)への取り組みがあり、それらの頂点にはSDGsがある、と位置づけているようです。

ESG経営によって持続的成長が続く仕組みも、わかりやすく図式化されていました。地域社会へ貢献して取り組みが認識されれば、地域の優良企業が当社グループへ参加する。消費者への価値提供を行い共感者が増えれば、株主として支援してくれる。
「ESG経営って具体的にどういうことなの?」という疑問がすっきり理解できる図だなと感じました。

最近ESGとSDGsのまとめ方について事例を集めているので、こちらも参考にしたいと思います!

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2884/tdnet/1890516/00.pdf


株式会社マネーフォワード(証券コード:3994)

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金融系Webサービスの提供でご存知のマネーフォワードの決算説明資料です。
マネーフォワードの決算説明資料では、連結売上高のページを紹介したいと思います。

このページのグラフ上には、そのクォーターにグループ化した企業を一緒に記載しており、推移と出来事をまとめて見ることができるようになっていました。このグラフは連結売上高なのでグループ化した企業を記載しているのだと思いますが、その他のグラフでも、大きな動きがあったときなどはこのようなかたちで出来事を理由しとて一緒に記載するのも良さそうです。年表と数字を一緒に見ているような感覚になれますね!

ただ、数値も記載しているグラフだと、文字が多めになろごちゃついてしまう恐れもあるので、バランスを取りながら記載するのが良さそうです。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3994/ir_material_for_fiscal_ym/87709/00.pdf


今週の紹介は以上です!
今日は午後とっても眠かったです。眠い日はだいたい雨のせいにしているのですが、今日はすっきり晴れていましたね・・・。こんな日は、何のせいにしたら良いのでしょうか🤔


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