時間って不思議だよね

「時間が解決してくれるよ」

相談したときや相談されたときに、言ったり言われたりする、一見すると無責任に聞こえるこの言葉。

　
　でも、不思議なことに大抵のことは、ほんとに時間が解決しちゃってくれたりする。
めっちゃ悩んでたのに、どうでも良くなったり、いつの間にか気まずかった人と話せるようになったりとか。

それってめちゃくちゃ当たり前だけど、年月を重ねるごとに色んなできごとがあるから、頭や心の中でその出来事の占める面積が少なくなって、薄れたり、忘れたりするから。なのかな？
(結構深刻な悩みでも悩みすぎるとどうでもよくなっちゃうときない？)

　
　でも、悩み事とか比較的ネガティブなことって時間が薄めてくれるけど、逆にポジティブな気持ちも時間によって薄められちゃうよねってふと思った。

私はよく物事に対してモチベーションが下がる。それはたぶん楽しい！とか好き！とかが時間が経つにつれて他の感情に、物事にぺしゃんこにされちゃうから。

最初は楽しい。好き！って気持ちでやっていたものだから、動き出したらまた絶対ハッピーになれる。って分かってるのに、今、その物事に対して感じているしんどいや辛い、他の物事に対して感じている楽しいに押しつぶされて、その物事に対して感じていた”楽しいの体積”がどんどん小さくなって薄れちゃっていく。

ってことは、感情って時間を重ねることで、しんどいことでも嬉しいことでも大差なく、色んなものの間でサンドイッチされて、小さくなって、薄れて、忘れていくんだな〜って。

だから私は、その“楽しい”がぺしゃんこになってペラペラになっちゃう前に、水を与えてふっくらの元気な“楽しい”に戻してくれる人を探して話しをしたり、自分で養分となる要素を見つけて、いつも必死で潰されないようにしてる。

　
　でもそれってなんかもっと上手な方法がある気がしていて、上手く言えないけど、サンドイッチされてもぺしゃんこにならない具材だとそうなれる気がする。

結論は特にないんだけど、ふとネガティブな気持ちは時間が解決してくれること多いけど、ポジティブな気持ちも時間が経つと忘れちゃうな〜って思ったから自分の整理用に書いてみました。

(写真は思ったより小さくてびっくりした札幌の時計台)

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