見出し画像

【ベジグルメ大賞】で成し遂げたいこと

こんにちは!ヴィーガンのトレンドを追うのが趣味な、亀田すみれです。
今回は新しい企画【ベジグルメ大賞】について詳しく説明したいと思います!!

ベジグルメ大賞とは?


https://veg-gourmet.com/


ベジグルメ大賞とは、ベジグルメ(プラントベースを含む)を盛り上げることを目的に、今年イチ推しの商品をみんなで選出し決定するイベントです。
コピーライターのほしのまみさんに企画を持ちかけて頂き、一緒にスタートしました。

投票のルール
①ベジタリアン、ヴィーガン、プラントベース 、いずれかの表記があるもの。
②今年一年で食べたもの(新商品でなくてもOK)
③投票は1人一回

■スケジュール
第1回投票 11/1-11/30
第2回投票 12/7-12/25
発表 12/27

11月に頂いた投票を集計して上位メニューを選出、第2回投票で決選投票をおこないます。
最終結果は12月27日にオンライン上で発表予定です。

画像3


なぜベジグルメ大賞を作ったのか?

ベジグルメ大賞の最大の目的は

【ヴィーガン、プラントベース業界の底上げ】

です!!


【投票で実現したいこと】

■消費者
推しを応援する(楽しい)


■企業・飲食店
①お店の人嬉しい(モチベUP)
②公平な投票によって本当に人気なアイテムがわかる


より消費者の求める商品が生まれる!


■消費者
嬉しい!

というハッピースパイラルを作ること、が基本ベースとなっています。

画像1


ベジグルメ大賞のメリット

・日本全国どこからでも参加できる!
・天候に左右されない!
・トレンドがわかる!
・お店の人のモチベーションになる!
・消費者も嬉しい!

リアルイベントも企画運営していますが、大人数で集まるのはまだ難しい現状です。誰もが楽しめるイベントとしては現状オンライン上のイベントが最適かなあと思っています。


ヴィーガン、プラントベース事業者を支える方法

2020年のオリンピックに向けて、たくさんの飲食事業者がヴィーガン事業を進めてきました。コロナ禍でインバウンドは断念せざるを得ず、緊急事態宣言でたくさんのお店が影響を受け閉店も相次ぎました。
いろんなお店がクラファンに挑戦したりしていました。
私もできる限りのサポートはしてきましたが、資金にも限りがあり助けられない無力さを感じていました。

私がこうして美味しいヴィーガン料理を食べられるのは、シェフたちの日々の研鑽の賜物であり、ヴィーガン商品を生み出してくれる企業のおかげです。

みんなをサポートするにはどうしたらいいんだろう、とずっとモヤモヤしていましたが、結局

「細かい支援をしても根本的な解決にはならない。それよりもヴィーガン、プラントベース業界全体を盛り上げるのが一番貢献になるだろう」

という結論になりました。

では、このベジグルメ大賞でどうやって業界を盛り上げるのか?

トレンドを可視化する

ベジグルメ大賞で業界を盛り上げるためにできること、一つ目は「トレンドを可視化する」ことです。

トレンドニュースでは代替肉やヴィーガンが人気!とざっくり語られることが多いですが、どういう商品がどのくらい人気なのかはよくわからなくないですか…?

私がヴィーガンを知った8年前はマクロビオティックが流行っていました。ローフードも一時期流行りましたが、現在はお店はほぼなくなっています。
2018年頃はヴィーガンラーメンが、2019年はヴィーガンバーガーが流行っていました。このようにヴィーガン界の中では色々流行り廃りがあったりするのですが、一般の人やヴィーガン事業に参入しようと思っている企業にはよくわからないですよね。

日本全国、どんな店、どんなメニューが人気なのか、その指標となるものが今全然無いように思うんです。

だから、トンチンカンなメニューを作ってしまう企業も多い。せっかく予算をとって製品を企画するのにそれではもったいない。

みんなに協力してもらってリアルな意見を集める。
それを可視化し、ヴィーガン、プラントベース業界の指標を作りたいのです。

可視化することにより、ヴィーガン事業を考えている企業には参考になり、私たち消費者はよりニーズにあった商品を手に入れることができる、という良い流れを作ることができると思っています。


ヴィーガン以外の人も一緒に

スマベジでは普段、ヴィーガングルメを紹介しています。ですが、今回はヴィーガングルメ大賞ではなく【ベジグルメ大賞】としました。

ここでの「ベジグルメ」とはヴィーガン、ベジタリアン、プラントベースを含みます。なぜヴィーガンだけではないのか?

①ヴィーガンの定義の曖昧さから来る不便さ
ヴィーガンとは、「肉魚卵乳などの動物性食材を食べない、動物からの搾取を極力避ける」というライフスタイルです。

ヴィーガン料理とは、肉魚卵乳などの動物性食材を含まない料理を指しますが、難しいのが白砂糖、パーム油、添加物等。


これらをヴィーガンとするか否かは決まった基準がなく、人によるところが多いです。そのため多くの企業はトラブルを恐れて、商品が動物性不使用であってもヴィーガンという言葉を使わないことが多いです。

「ヴィーガングルメ」に限ると、そのようなヴィーガン対応商品を作ってくれている企業を排除することになってしまう。
それはまわり回ってヴィーガン、プラントベース業界のためにもならないのではないか、と思ったのが一つ。

ふたつめは、

みんなでやることが大切だということ

個人的にはヴィーガン料理が好きなので自分のメディアではヴィーガングルメを紹介しています。
ですが世の中には、普段はお肉を食べるけどヴィーガンを取り入れている人、完璧は難しいけどできる範囲でやりたい、体調に合わせてベジタリアンを実践している、環境に配慮した商品を選んでいる、等々いろんな人がいます。

ヴィーガンだけを取り上げる事で、それ以外の人たちが疎外感を感じたり「自分には関係ない」と思われてしまう。

日本のヴィーガンの人口は数%と言われています。その人たちだけで業界を支えていくのは無理だと思います。
ヴィーガンやベジタリアン、プラントベースを時々でも選択している人はみんな仲間。週一回でも月一回でも、健康なり環境なり動物の事を思って食を選択する人、みんなを巻き込んで大きなムーブメントにしていきたい。
なんなら、全然興味ないけど一回食べたことあるよ、ぐらいの人でも巻き込みたい。

そうやって、ヴィーガン、プラントベース食品を食べる人、話題にする人の分母を増やすことが業界の底上げにつながっていくのではないか?と考えています。
人口が増えれば、業務用などの値段も下がりより安く美味しいものが食べられるようになるという利点もあります。



ベジグルメ大賞の将来の野望

今回は1回目なのであまり大きなインパクトを残せないかもしれませんが、2年後3年後には、ヴィーガン、プラントベース業界に大きく貢献できるアワードになっていたいです。

年末になったら、今年を振り返って「今年のベジグルメ大賞はなんだろうね?」って言ってもらえる、そんなアワードになりたい。みんなの会話のきっかけになりたい。

そして、初めてヴィーガン、ベジグルメに触れる人のわかりやすい入り口になりたい。

来年以降はもっと誰でもが参加しやすいシステムを作り、人気のお店には何かしらのメリットがあるようにもしていきたいです。

まとめ

「トレンドを可視化し、より多くの人を巻き込むことで、業界を盛り上げて、飲食店や企業に貢献し、自分たちにも良い結果が持たさられる。」

それが私たちがこのアワードで実現させたいことです。

消費者も事業者も一緒になってヴィーガン、プラントベース業界を盛り上げることが大切だと思います。事業者の方の自薦も大歓迎ですが、逆にライバルだけどここはめちゃくちゃおすすめ!みたいな他薦も聞いてみたいです。
自分だけではなく、みんなで業界を盛り上げていくのが大事。

ルナバーガーの黒木さんの言葉ですが「競争から共創へ」がこれからのキーワードだと思っています。

小さなアワードですが、このヴィーガン、プラントベース業界を大きく変えてやるぜ…!!!という熱い気持ちで二人で実行委員会頑張っています。

事業者の方も消費者の方も是非ぜひ、投票に参加して頂けると嬉しいです!
よろしくお願いいたします。

【ベジグルメ大賞】

https://veg-gourmet.com/


ほしのまみさんのnote




運営メディア【スマベジ】

https://smileveg.com/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?