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良い脂質と悪い脂質の違いとは!?

今回は私たちの身体を構成してくれている大事な栄養素である脂質についての記事となります!

脂質は私たちの体にとって重要なエネルギー源であり、細胞膜の構成要素やホルモンの材料など、多くの生理機能に関与しています。しかし、脂質には「良い脂質」と「悪い脂質」があり、それぞれが健康に与える影響は大きく異なります!

1.良い脂質

1. 不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は主に植物性の油や魚に含まれており、健康に良いとされています。このカテゴリには、オメガ-3脂肪酸やオメガ-6脂肪酸が含まれます。以下がその主な種類と効果です。

  • オメガ-3脂肪酸: 青魚(サーモン、マグロ、サバなど)、亜麻仁油、チアシードなどに含まれます。これらは心臓病のリスクを減少させ、炎症を抑える効果があります。

  • オメガ-6脂肪酸: 大豆油、コーン油、ひまわり油などに含まれています。適量を摂取することで、心臓の健康を保つ助けとなりますが、摂り過ぎると炎症を引き起こす可能性があるため、バランスが重要です。

2. 一価不飽和脂肪酸
一価不飽和脂肪酸はオリーブ油やアボカド、ナッツ類に多く含まれています。これらは血中の悪玉コレステロール(LDL)を減少させ、心臓の健康を守る役割があります。


2.悪い脂質

1. 飽和脂肪酸
飽和脂肪酸は動物性食品(牛肉、豚肉、乳製品など)やココナッツ油、パーム油などに多く含まれています。過剰に摂取すると、血中の悪玉コレステロールが増加し、心臓病や動脈硬化のリスクが高まります。そのため、摂取量は全体のカロリーの10%以下に抑えることが推奨されています。

2. トランス脂肪酸
トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニング、加工食品(クッキー、クラッカー、ポテトチップスなど)に多く含まれています。これらは人工的に作られることが多く、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロール(HDL)を減らすため、心臓病のリスクが大幅に増加します。健康への悪影響が非常に大きいため、多くの国ではトランス脂肪酸の使用が規制されています。しかしまだ日本ではトランス脂肪酸の規制がされていません。他国と比べて健康に対してのマインドの醸成がされていないので各々が意識を高く持ち生活して行くことが必要となります。


まとめ

良い脂質である不飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸を積極的に摂取し、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸はできるだけ控えることが健康的な脂質管理の基本です。日常の食事でオリーブ油や魚、ナッツ類を取り入れる一方で、加工食品や高脂肪の動物性食品の摂取を控えることで、心臓病やその他の生活習慣病のリスクを減らすことができます。バランスの取れた食事と適切な脂質の選択が、みなさんの長期的な健康維持に繋がります!
油は悪いものと思わず良い油と悪い油を取捨選択して行くことができると良いですね!

ここまで読んでくださりありがとうございました!!

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