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【☺︎自己紹介します】#9

おはようございます!smail☺︎まもり隊・隊長Yumiです。

2021年2月にnoteデビューをしました。今更ですが、自己紹介をします。他の方の投稿を読んでnoteデビューに至ったその方の思いがとても伝わったのと、この2ヶ月、私なりに投稿をしていく中で改めて今の自分の気持ちを書き記そうと思ったからです。長文になりますが、私という人が少しでも伝わればうれしいです。良かったら読んでみて下さい。

現在、歯科クリニックに勤務しており歯科衛生士30年目になりました。20代の頃は家族の介護・転職・結婚・出産・育児と大きく人生が変わり、日進月歩の医療の世界。復帰することな無いだろうと思っていました。30代になり主人の両親との同居・子育て・転勤・転職と激動しながらも子供たちの成長に日々の中に小さなシアワセを探し喜びを感じてました。やっぱり歯科衛生士として働いてみたい。現場から離れていた時間を取り戻すうちに、学び直しの大変さを感じました。

息子たちのダブル進学・卒業が重なった春、私の母親がくも膜下腫出血で倒れました。住んでいる場所から私の田舎のある実家までは10時間以上かかります。緊急オペで最悪の事態。覚悟しなければならない状況下で私に出来ることは、ただ母の側にいて話しかけ、手をさすり、頬を撫でることしかできません。目を覚ました時に家族の顔があれば母はきっと大丈夫。大丈夫!母は死なないし、絶対に逝かせない!と自分に言い聞かせました。幸い手術も成功しその後の奇跡的な回復もあり、大きな事態に急変することなく元気に過ごせる程になりました。回復に向かう中、点滴から自分の口で食べられるようになった時、母は私に身をもってお口の働きの重要性を見せてくれました。口の働きが低下していた母は、まるで赤ちゃんが食べる機能を獲得していくかのようにどんどん回復していったのです。これを機に自分の中でが学びたいことがより明確になり、歯科衛生士としてこの経験を活かさなければと感じるようになりました。

40代になり、自分の身体の変化を感じながフルタイムの仕事を何とかこなしながら、クタクタで時間に追われる毎日。うんざりする気持ちと不安や不満が混じるようになりました。そんな時、体調不良で受診すると甲状腺機能亢進症の診断が出ました。バセドウ病。甲状腺のホルモンの分泌が過剰になる甲状腺機能亢進症の1つです。比較的女性に多く見られる病気で、それまで健康だけが自慢だった私は一気に気持ちまで落ち込んでしまいまい、ますます辛くなってしまいました。原因は分からない病気で、周りにも打ち明けると同じ病気の方が結構いた事を知り、それまでの生活習慣を見直し健康をより意識するようになったのと、少し自分を甘やかすことにネジを緩めるようにしました。自分が病気を通して体感・経験したことは、同じ病気の患者さんと症状の不安や辛さ・悩みを共感しあえる関係性にもなり、信頼関係を築く事に喜びと仕事のやりがいをますます感じるようになりました。

3年前の2018年、父が体調を崩し入院。その月に亡くなりました。原因は急性腎不全ですが、慢性的な糖尿病を患っておりそれまでも何度も入退院を繰り返していました。亡くなった時、外したままケースに入っていた総義歯があまり綺麗で、最後にこの入れ歯を使って食事をしたのは一体いつだったのだろうかと小さな入れ歯を手にして、歯周病と糖尿病の関連性を知っていながらも父を健康に導くことができなかったことを後悔しました。死後硬直の前に、私は父の口腔内に上下の総義歯を装着すると涙が溢れて止まりませんでした。食べものに関しては人一倍口煩かった人でしたが、自分の病気ときちんと向き合うことはしなかった。昭和18年生まれのカルテを見るとついつい自分の父に出来なかった後悔がついて回ります。その方にすれば耳の痛いこともズバリ伝えるようにしました。歯科衛生士としてではなく、同じ年齢の親を持つ娘の立場としての思いの方が強いのかもしれません。そんな私の言葉に「ハイ、ハイ」と苦笑いしながらも帰り際に「ちゃんと通って偉いだろ!?歯医者は嫌いだけどさ、ここは好きだなんだよな・・・」とボソリと呟いていく。患者さんと父を重ね、自分の選んだこの仕事を通してできることは何なのかを考える。そんな気持ちの作業を今も続けています。

20代・30代・40代と、人生のライフステージの中で色んな経験をしたからこそ、歯科衛生士としてより多角的方向から患者さんに寄り添えるようになりました。良いことも、辛いことも今となっては私に必要な出来事だったと思えます。

50歳になり息子たちも成長し、親元を離れました。世間では、更年期真っ只中と言える年齢。でも私はこの言葉がネガティブであまり好きではありません。以前親友に教えてもらった「幸年期」という言葉に置き換えるようしています。50歳、一度立ち止まってゆっくりして、しあわせな時間を感じる時ですよ・・・と。とても素敵な言葉だと思いませんか?更年期だから仕方ない。そんな呪文のような言葉を発する場にいたら、ぜひ「幸年期」を伝えて多くの女性をこの呪文から解放してあげてくださいね。

自分と向き合う時間が増えたこともあり、人生のライフバランスの中心になっている仕事について考えた時、今のスタイルで定年といわれる年齢の60歳まで走り続けるのか、それとも・・・と、やりたいことを色々とを考えました。その中の一つがこのnoteです。

自分が経験したこと体験したことを歯科衛生士として発信することで、噛むことの大切さ、全身疾患と歯周病の関係、日々のセルフケアの大切さなどを知っていただき、自分の行動に繋げていただければと。

食べる、笑う、話す、呼吸する・・・お口は健康の入り口です。生きるために私たちは食べるのです。食べることは生きることです。正しい知識と情報を伝えられる人になる。楽しく続けられる環境づくりも大切。歯科衛生士として発信するうえで大事なことはブレずにいたいと思います。

健康なお口を守るのが私たちのお仕事です。臨床現場だけでなく、こうしてnoteという環境の中から発信することで誰かに伝わり、その方の【健口】のお手伝いができればいいなと思って。50歳noteデビューに至ります。

同じように、全国から発信している同職の方がたくさんいることも知りました。それぞれの立場で、いろんな発信があり素晴らしいなと。読んだ方が自分事として興味を持ち、健康価値を高める環境をつくり続けていきたい。いろんな思いがありちょっと熱量が多い私です。(笑)これからも、自分らしさの出る発信を続けていこうと思います。良かったらまた遊びに来てください。☺︎

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました♡

smile☺︎まもり隊 ・隊長Yumi


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