絶対 損したくないっ!

誰もが 損はしたくない。
得したい。
と考えるのは 当たり前として。

何がなんでも損したくない!
あの人の方が得してるなんてズルイ!
と ムキになってしまう方がいます。
もはや尋常でないレベル。
感情のコントロールができないくらい。

そういう方も 別に頭で『損か得か』と考えているわけではないので、こう言われてもピンと来ないかもしれませんが、
なぜかここだけは許せない!必死になってしまう!
と固執してしまう場合、自己肯定感が低いのが原因のことがあります。

例えば、
以前アルバイトをしていたところで、ものすごく『労働時間』にこだわる人がいました。
シフトの時間ぴったりにお店に入り、時間ぴったりに帰る。
休憩時間も1分たりとも譲れない。
休憩の数分前から準備を始め 時間になったら何がなんでも休憩に出る。

もちろんそれは当然の権利?なのですが、それを周りにも強要してしまうのです。

例えば 常連のお客様に話しかけられて対応している途中でも 割って入って『休憩だから行って。変わるから。』という調子。

忙しそうだから、と5分くらい早く戻ると『まだ早いから戻って!』と怒られる。

その方にしてみたら とても正しいことをしているのでしょうけれど、実際にはみんなウンザリしていました。もう少しゆるく、臨機応変にできないのかな?と。

なぜそんなに頑なになってしまったのか?

おそらくその方の自己肯定感が低いのです。
常に満たされていないため、それ以上搾取されることが怖いのです。
自分で自分を満たすことができないため、外部から『もらう』ことに一生懸命。逆に『取られる・損をする』は死活問題なのです。

なので、時給の発生しない時間に仕事をすることは『損』。だから絶対に嫌。
そして、自分がこんなに嫌なことなんだから みんなもそんなことがあってはいけない!と周りにも口を出さずにはいられなかったのです。

同じように、PTAは無償で雑務をしなくてはいけないから『損』と考えた人は、
『仕事が忙しくて参加できない』と言った人に対して
『私は 仕事を休みましたよ!小さな子供も介護も抱えていたけど PTAは全部参加しましたけど!?』と怒鳴りつけていました。
PTAをやらない人がいると、自分が損をした気がするので腹が立つのです。

自己肯定感が高くなると 自分で自分を満たせるので、損だ得だは割とどうでも良くなります。視野が広くなる分 損な面だけでなく良い部分にもフォーカスできます。

そんなこんなで、何かが猛烈に許せない!
絶対に自分は損をしたくない!とムキになって、周りを困らせることがなくなるのです。
結果 周りもhappyだし自分も心穏やかでいられますよね。

自己肯定感が壊滅していた私でも コーチングで自己肯定感高め安定な人生にシフトできました。
自分のためにも周りのためにも。
自己肯定感って大切ですね。

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