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介護も育児も 【愛情】ではできない

見に来てくださってありがとうございます。
ライフコーチ 明日香です。

親の介護をしている方のお話しを伺いました。

つらい。大変だ。
と打ち明けてくださるのですが、その後に必ず

でも親だし。
でも育ててもらったし。
でも仕方ないことだし。
でも大変なのは本人だし。

なんて言葉が続きます。

子育ても同様なのですが、なんとなく世の中的に
『家族なんだから愛情があるはず』
『愛情があればなんでもできる』
といった空気感があるようです。

そのため
大変だなんて言ってはいけない
大変だなんて思ったら 自分は愛情のない人間だ
のように思い込んでしまう方が多いのです。

そうすると、わざわざコーチングというプロの第三者に対しても『私は愛情の足りない人間ではないんですよ!』というひと言をつけないと、自分を保てなくなってしまうのです。

そのような方には 私はいつも
『コト』を大変だと感じるのは当たり前なんですよ。
『コト』と『情』は切り離して下さい。
とお伝えします。

どんなに親に愛情があったとしても、介護という『コト』は面倒で大変なものなのです。

いままで自分1人分の身の回りだけやれば良かったのに、もう1人分増えるのです。
しかも自分が10秒でできることに5分かかったりする。
そんなの面倒にきまっています。

なので、つらいとか 面倒だとか【感じる】のは普通なのです。
それを 目に見えない【愛情】と絡めて考えるので、感情に蓋をしてしまい もっと苦しくなってしまうのです。

まずは自分が大変なコトをやっているんだ!と認めてしまいましょう。
大変なコトなんだから 嫌だと感じても良いのです。
なんなら 嫌だけどやらなきゃいけない自分。もっと優しくしてあげたくなりませんか?

自分に優しくできるようになると、素直に誰かに助けを求められたり 堂々と気分転換の時間を取れたりするので、少しはストレスが減らせます。

ストレスが減れば、もう少し気持ちに余裕を持って親の相手ができるようになります。
無理やり『仕方ない』と言い聞かせながらやるのではなく 残り少ない時間を一緒に慈しめる瞬間が増えるはずです。

情とコトを切り離す。
コトは大変だと感じていい。

いろいろな場面で使える考え方です。
ぜひ応用して使って ストレスを減らしていきましょう。

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