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日本のエンタテインメント

「韓国のエンタテインメント」が地球上の様々な国向けに発信されている。

また、動画配信などで、「海外市場」を見据える日本の「エンタテインメント企業」も多い事だろう。

僕が現在勤めているテレビ局でも、その傾向が結構見られている。

果たして、「日本のエンタテインメント」の「方向性」は、「韓国銀行」と同様、「海外市場」向けにシフトしていいものなのだろうか❓

僕は疑問に思う。

ます、増加し続ける「インバウンド」。世界中の様々な国々の人々が「日本」という国の魅力に惹き付けられ、押し寄せている。

「日本」の「アニメ」、「日本」の「美しい風景」、「日本」の「おもてなしの優しい心」。

そんな要素が「円安」とは言えども、遠い国からたくはんの人々が日本に足を運ぶ。

まずは「日本のアニメ」についてである。

「宮崎駿」「庵野秀明」「任天堂」、様々な「クリエーター」がアニメを創って来た。

この人たちは「昭和生まれの日本人」である。

つまり、「日本のアニメ」の「キャラクター設定」「ストーリーテリング」には「昭和の日本人のスピリット」が注入されているはず。

この事を考えると、日本の「映画」「ドラマ」は「韓国エンタテインメント」や「ハリウッドエンタテインメント」の様なものを狙わず、独自の「和製エンタテインメント」を目指すべきなのではないだろうか❓

そして、日本の田舎における「美しい原風景」。

かつて、木下惠介監督が撮った「二十四の瞳」の小豆島の様な。

「雲」であったり、「海」であったり、「山」であったり、「夕陽」であったり。

「日本」は「四季」のある国なのだ。とても豊穣な。

その「四季」に支えられて、様々な「農作物」「海産物」も獲れる。

だから、「料理」も豊富で飛びっきり美味しい。

「金儲け主義」、つまり「資本主義」の先頭をひた走る「欧米諸国」。

「日本」はそれとはまた違った角度で、その「存在感」をアピールするべきでは。

かつて、芸人「マルセ太郎」の事をこう言った人がいる。立川談志か色川武大か❓

芸人・マルセ太郎さん(1933〜2001)



「ビートたけし」は「文明」である。
「マルセ太郎」は「文化」だ。

本当に大切なのは、「日本の文化」を大切に守っていく事。

だから、僕は「文化」を生み出し続けて来た「新宿ゴールデン街」に通い続けるのかも知れない。

KPOPの「new jeans」ハニも松田聖子の「青い珊瑚礁」をカバーしている。これがとってもイイ‼️

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