[1日1note#5]曇りや雨の日でも日光は浴びれるの?
日本は、睡眠負債大国と言われるほど、睡眠不足が深刻な問題となっています。
平成18年社会生活基本調査では、
日本人の睡眠時間は、平均7時間42分という結果が出ていましたが、
ヘルスケアデバイスを手掛けるフランスの企業Withingsの調査では、
2020年の日本の平均睡眠時間は、6時間22分だったそうです。
調査機関は違うものの、
年々、睡眠時間が減少していることがわかります。
年齢やその人の体質にもよりますが、
最適な睡眠時間は平均7時間と言われています。
また、
睡眠時間は7時間以上確保できていても、
途中で起きてしまったり、疲れや怠さが残っていたりする人も多く、
睡眠の質の低下も問題視されています。
人には体内時計(生物時計)があり、地球の24時間周期の昼夜変化に同調して、
ほぼ1日の周期で体内環境を積極的に変化させる機能を持っています。
つまり、
朝になったら起きて、夜になったら寝る
この当たり前の、規則正しい生活をすることで、
体内時計を整えることができ、自然な睡眠を行えるのです。
(他にも、バランスの良い食事や適度な運動、リラクゼーションなど、
工夫できることはありますが、これらはまたの機会に!)
朝になったら起きる
ここで重要なのは、太陽の光を浴びること。
皆さんは疑問に思ったことはありませんか?
太陽が出ていない日はどうなのかと。。。
結論から言うと、太陽が出ていない日でも日光に浴びることはできる!!
体内時計のリセットに必要な光の強さは、約2500ルクスと言われています。
そして、
晴れの日が約10万ルクス、曇りの日が約1万ルクス、雨の日が約5000ルクス
です。
つまり、
曇りや雨の日でも太陽の光を浴びることができているのです!
晴れていないと、テンションが上がらなかったり、
ちょっと残念な気持ちにもなったりしますが、
カーテンを開けて光を浴びることで体のリズムはリセットされるので、
やはり、規則正しい生活習慣が大切なのですね!
ーーーーーーーーーーーーーー参考文献ーーーーーーーーーーーーーー
・ほすぴ 予防医学学術刊行物183号
・厚生労働省 e-ヘルスネット
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