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難聴の親とコミュニケーションを楽しむには〇〇が大切(Vol.10)

こんにちは
寒さが続いてますね
母が作ってくれたぜんざいと
ひなあられをいただいています
小豆の一粒一粒が大きくふっくら
母が丹精込めて育てた小豆は美味しいです
ペロリといただきました❣

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わたしの母親は80歳手前
老人性難聴で1年前から補聴器を使用しています。

老人性難聴は、音は聞こえているけれど話の内容を
理解しづらかったり、まわりに騒音があると話が
聞き取りにくい。とくに高音が聞き取りにくい
ことがあります。
単に、大きい声を出しても聞こえないのはこのためで
低い声で話すほうが聞き取りやすいと言われています。

(参考文献:看護過程に沿った対象看護病態生理と看護のポイント第5版)

ですが、母親の場合
都合が悪くなると聞こえないフリをする
ブツブツつぶやいたことが本人に聞こえている
ウンウンとうなずいているけれど伝わっていない
面倒なとき『よく聞こえない』と平気で言います
ちゃんと伝わったのか
こちらの意図を受け取ってもらえたのか
判断が難しい時があります。

『聞こえてるの?』と聞くとイライラした態度になるし
確認すると「わかってる!うるさいな」と怒り出します
そして、母親と娘のケンカに高齢者の父親が仲裁にはいるのです。

患者や利用者さんに対してはじっくりと話がきけるのに
家族に対しては、感情が先走りして
言い方がぶっきらぼうになって
なんでわかってくれなの!
と思ってしまいます。

どうすればうまく伝えられるのか
楽しいコミュニケーションになるのか

試行錯誤した結果
・聞こえやすい環境を選ぶ
・伝える内容はひとつに絞る
・ 話は短く、簡潔に
・ときどき筆談

そして
・日頃の行動パターンを知る
・相手は変わらない、変えるのは自分と心得る
・口角を上げて接する

前者4つは、看護や介護のテキストにもよくみかける
内容ですが、具体的なコツは書かれていません
後者3つは、わたしの経験から感じていることです

次回は、老人性難聴のある方の会話のコツを
お伝えしていきますね。

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ぜんざいがおいしいのでおかわりしました
『おいしかった~』満足した表情(かお)で伝えたら
嬉しそうにしていました

暖をとり親と過ごす穏やかな時間
こんな風に過ごせる日がやってくるとは
思っていませんでした。
ありがたいなぁ~しみじみ思います。

みなさんも温かい休日をお過ごしください
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

自分だけが頑張るから等身大のケアへ
サポーター 松本尚子

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