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ひとりの時間を作れていますか?(Vol.4)

こんにちは
今日も訪問してくださって、ありがとうございます。
がんばるケアから、等身大のケアへ
サポーターの松本尚子です。

息つく暇もなく夢中でやっているとき
”休んだら?” ”もう少し息を抜いたら?”
言われませんか?
介護に限らず
仕事、育児、何かに没頭しているとき
似たようなことをいわれた経験
あなたにもあると思います。

介護中、まわりが見えていなかったとき
言われても
聞く耳がありませんでした
そんなことできたらとっくにやてますよ
ふてくされて、反発している自分がいました。


最近は、介護している方が休息がとれるように
レスパイトケア(respite care)があるそうです。

休息は、「息」「休む」と書きます
 
何かに追われて緊張がつづくと
しらないうちに呼吸が浅く早くなっていきます。
 
コロナの影響もあって
巣ごもり時間やおうちカフェが流行り
時間を楽しんで過ごすひとは増えたと思います。
自然にできる人もいれば
意識してできる人もいて
意識してもなかなかできない人もいる
以前のわたしは、なかなか行動できない後者でした。
 

今朝、コーヒーを飲んでいる時
フッと思い出したことがありました。

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昨夜のカレーを今日の夜ごはんしよう
決めたとき、時間が少し空いた
そんな時
自転車を走らせ公園近くにある喫茶店へGO!
 
ドアをあけると、カランコロンと鈴が鳴り
夫婦がやさしい笑顔で迎えてくれ
店内にはコーヒーのいい香りがただよい
コーヒーとピザトーストを注文して
ファッション雑誌、料理雑誌を手にとり読み始め

しばらくすると
時間がゆったりとながれだし
店内に流れているジャズやバロックが
心地よくなってくる
 
運ばれてきたコーヒーとピザトースト
一杯づつ丁寧に入れてくれるコーヒーの香り
モダンなバラをモチーフにしたソーサーをしばらく眺め
ゴクリと一口飲んだあと
厚切りピザトーストを口いっぱいにほおばり
ゆっくり味わう

お店を出る頃は
空を見上げ
自転車をこぐペダルが軽かった
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そんな過去を思い出しました。

何がいいたいのか
なに気なくやっていたことだけど
ひとりの時間を作って行動していたときもあったんだ
ということです。
コーヒーを飲み終えるまでに
浅い呼吸から平常の呼吸にもどって
感覚がゆるみリラックスしたのでしょうね
「息」「休む」をやっていたのだと思います。

意固地になったわたし
たとえ30分でも”楽しむ”ことをやっていたことに
気づきました。

時間に追われていると
自分のことを後回しにして
感じていることを忘れてしまいがちです
ふーーーっとゆっくり息を吐きだして
息が早くないか、浅くないか
意識するところからはじめると
いいかもしれませんね。

そして、

レスパイトを提案されて行動できる人
どれだけいるんだろうか
ちゃんとひとりの時間につながっているのかなぁ
そんなことを想いながら
コーヒーを飲んで一息つけることに感謝しました(^^)

本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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