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介護予防へのアプローチ

介護予防とは

厚生労働省のページで、次のように定義されています。

介護予防とは「要介護状態の発生をできる限り防ぐ(遅らせる)こと、そして要介護状態にあ ってもその悪化をできる限り防ぐこと、さらには軽減を目指すこと」と定義される。

厚生労働省より引用

上記の定義とともに、要介護状態となった場合でも、自立した日常生活を営むことができるよう周囲が支援し、共生することも重要。
個々の生活や役割の向上を通じて、生きがいや自己実現を図ることにより生活の質(QOL)を向上するもの、とのことです。

要するに要介護状態となった場合でも、言い方は悪いですが
『死ぬまで生きがいや自己実現を図ること』
が大切ということです。

生涯で身に着けたものは忘れにくい

私の母は、現在要介護2です。
認知症が進み、グループホームに入居しています。
グループホームの前は、住宅型有料老人ホームへ入居していました。
施設内のデイサービスに週2回イヤイヤ通っていたのですが、その中で驚くべき才能を発揮する場面がありました。

母がデイサービスの中で、一番輝く時間だったと思います。
若い頃の母は油絵を描いており、展覧会へ出品したり、地元の市役所へ絵を寄贈したり、熱心に取り組んでいました。
その頃身に着けたものが衰えることなく、認知症になった今でもその技術を発揮できる。
料理の手順や洋服の着方を忘れても、絵を描くことはできる。
この力をできるだけ長く保ってほしい。
長く保ち続けることが、生きがいに繋がってくるのではないか。

私にできること

グループホームで暮らす母とは現在離れてしまい、私が目をかけることは難しくなりました。
しかし、周りを見回してみると、大勢の高齢者の方が介護予防のために取り組んでいます。
現在、私は脳力トレーニングリーダーとして地域のサークルへボランティアとして訪問していますが・・・。
足りない!!
制限が多すぎる!!
もっと踏み込んだお手伝いをしていきたい!!

今は純粋にそう考えています。



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