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ADHDと判明する前からしていた生活の工夫①
私は昔から日常的に苦手なことが多かった。ただ、それは単に自分がめんどくさがりだからとか拘りが強いからとか、忘れっぽいだけだと思って過ごしてきた。そして、それらの困りごとを極力減らせるように自分なりの工夫をしていた。
手帳やアプリでのスケジュール管理ができない。
私は見開き1ヶ月のページに予定を書かないとわからなくなってしまう。複数の仕事を掛け持ち、習い事も多かったので、空いてる日や時間帯は不規則。ページをめくって予定を確認すると、記憶を保持できないので何度もページを行き来することになってしまうからだ。
しかし、見開き1ヶ月は記入欄が小さいのでマークを決めてタイトルと時間だけ記入。詳細は見開き1週間のページに書くようにしていた。しかし、マークのルールを忘れてしまったり、詳細を別ページに書くという二度手間から1ヶ月と続かず、毎年見開き1ヶ月のページしか使えなかった。そして、毎回メールやLINEを遡って予定の詳細を探していた。
最近、Googleカレンダーを使うようになってからは、メールやLINEの文章をコピペ出来るし、Googleマップでルートを調べれば、それもカレンダーに追加できるので最新情報を瞬時に確認できるようになった。Zoomも連携させておけばパスコードを入力せずに入室できるので、こちらも助かっている。最初は色分けが苦手だったが、それも使っているうちに慣れてきて、今ではGoogleカレンダーがとても重宝している。
収納場所が覚えられない。
服を出す時に洋服ダンスを開けたり閉めたり。下着は小さな引き出し、それ以外は大きな引き出しとわかっているが、同じサイズの引き出しのどこに入っているのかが覚えられない。しかも、なぜか一発では目的の引き出しを開けられない。
子供の頃からなので、みんなそんなものなのだと思っていた。一人暮らしを始めてプラスチック製の引き出しを使うようになってからはラベルを貼って探す時間を短縮するようになった。
職場の共用棚も中身が一目でわかるようにラベルを貼った。同僚から感謝されたので、自宅でもしていることを話したら驚かれ、その時に自分が普通でないことを知った。
最近は着る順番と引き出しを対応させて、ラベルがなくてもわかるように工夫している。台所や物置きは今でも把握できていないので対策を考えていきたい。
他にも、
・カバンの中がグチャグチャになってしまう。
・部屋を片付けると必要なものが見つからなくなる。
・作業途中で次のことを始めてしまう。
・メモを書いても無くしてしまう。
・手紙を開封しないまま数ヶ月カバンに入れっぱなし。
・目的地までのルートがわからなくなる。
・自転車で行ったのに、徒歩で帰ってきてしまう。
・いつも遅刻ギリギリ、もしくは遅刻してしまう。
などなど…
続きはまた後日。
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