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両親



人間は、その人間の両親により、母親のほうから、この世に、産まれてくる。



両親が病気だと、それが原因で、その両親から生まれた人間も、病気なる場合が、多い。


その人間の病気を良くするためには、その原因の病気を良くするのが、治療の方法だ。
当たり前の事だ。



その、病気の人間の、病気の原因、だからだ。


西洋の個人主義は、なんでも、その言葉どおり、その個人に起こった事柄を、個人だけのこと、として、考える。



個人主義だから、個人と個人、の、あいだの関係だったり、片方の個人の悪いことが原因で、もう片方の個人が病気になった場合でも、それを、法律で、解決する。
それでは、病気の個人の病気は、良くは、ならない。



病気の場合、その個人間の関係を良くするとか、その病気の原因を良くするとか、しないと、その病気は良くは、ならない。
それが、その病気の個人の治療のはずだが、そういう治療は、日本で、日本人の、僕の過去の経験では、無い。



いまいまの、日本の医療は、そういう治療が、無い。


そういう病気の人間は、病気のまま、この世に存在するのだ。
死ぬまで。



そのことに、気づいた、賢明なやさしい医者、でも、そういう治療は出来ないのが、今、の、現実、だ。

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