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精神医療批判



精神病院で処方される薬で、抗不安剤、という薬が、ある。



不安、というものは、今現在の不安の場合、いま、不安を持っている人間の不安を無くすには、現在その人が置かれている、環境、現実、などを、良く変化させれば、大方は、解消する。
ただ、芥川龍之介が、漠然とした不安、と言ったように、その不安を持っている人間の不安は、ひとつばかりでは、無いのだと思う。
芥川の不安は、無数に、あったのだ。


芥川が言うような、漠然とした不安は、その不安は、僕の言葉で言えば、とてもたくさんの、不安という複雑に、グチャグチャにからまった釣り糸のようなものだと思う。
その釣り糸の複雑なからまりの不安は、自分、独りでは、ほどくことが出来ない。



頭のいい、やさしい、人間の、ゆっくり、いそいだ、助けが、要る。

これが、緊急性が無い不安に対する、正しい、治療方法だと、思う。


不安止めを、簡単に、バカ医師が処方すると、患者は、医師の言うことは、正しいに決まってると思って、疑いも無く、従う。


しかし、人間は、みんな感覚を持っている生き物だ。



不安も、感覚の人体への、反応だ。



不安を感じる感覚を、簡単に麻痺させれば、いまの医学技術では、ほかの感覚も、当然麻痺するに、決まってる。



人間の感覚には、五感というものが、あるらしい。
もしかしたら、六感というものも、あるのかもしれない。



人間の感覚を、麻痺させることは、よっぽどの緊急な場合を除いて、するべきでは、無い。


感覚は、常に、鋭く、刀鍛冶職人さんのように、人生生きているかぎり、磨き続けたほうが、良い。


人間は、いずれ、絶滅するが、



それを、おろそかにしたら、



絶滅は、すぐそこに、


あるのかもしれない。



僕たちは、それに、


気づいたて、
いないだけだ。

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