保育園児の娘が私の仕事(職業)を知った時
娘(4歳)の今年の七夕の願いごとのひとつ。
『大きくなったらお花屋さんになれますように』
道端の草花を摘んだりきれいな色の葉っぱや木の実を集めるのが好きな娘。
お花屋さんになりたいと願うのも自然な流れかなと感じます。
そういえば、私も幼稚園の頃は「お花屋さんになりたい」って言っていたな・・・。
子どもに仕事(職業)の概念が芽生えるのは何歳頃?
幼稚園、保育園の子どもたちと20年以上一緒に過ごしてきた中で感じるのは、仕事(職業)の概念ができてくるのは、だいたい5~6歳かなという印象。
3~4歳ぐらいまでは
「大人になったら仮面ライダーになる!」
「大きくなったらプリンセスになりたい」
とキラキラした目で話してくれた子も、5~6歳になると
「サッカー選手になりたい」
「看護師さんになりたい」
「パティシエになりたい」
と具体的な職業を挙げるようになります。
勤務先の幼稚園では、誕生会の時に年長さんがインタビューの中で将来の夢を話すのですが、何になりたいって言うのかな?と毎月楽しみにしています。
子どもが親の仕事(職業)を理解するのはいつ頃?
母の日や父の日、勤労感謝の日など、行事の前に子どもたちと話をすると
「うちのお母さんは美容師」
「お父さんは学校の先生」
とお母さんやお父さんの職業を教えてくれます。
ここ最近は「パパは、家でパソコンでお仕事をしてる」なんて言う子も。
4~5歳ぐらいになると、どんな仕事をしているかわかってくるようです。
保育園児の娘が私の仕事(職業)を知った時
さて、我が子はどうだろうか。
私は幼稚園に勤務しています。
幼稚園の先生です。
幼稚園、保育園の違いはあれど、保育園児の娘にとっていちばん身近な職業なのではと思います。
休日に、車で勤務先(幼稚園)の前を通るたびに
「ここ、お母さんの幼稚園なんだ」
「お母さん、ここでお仕事してるんだよ」
と伝えていたのですが、全然わかってないじゃん!!となったエピソードがあります。
保育園にお迎えに行くと、玄関にある給食のサンプルを見ながら娘が言います。
「お母さんは何の給食だった?」と。
「今日はカレーだったよ」
「ごはんじゃなくてパンの日だったよ」
「すいかが出たよ」
そんな会話に何の疑問ももたなかったのですが。
ある日のこと。
娘の絵本を仕事で使いたいと思って
「お母さんの幼稚園にこの絵本を持って行っていい?」
と聞いた時の娘の返答。
/
いいよ。先生に「絵本持ってきたよ」って言いなね!
\
え?ええっ??
どーゆーこと???
一瞬頭の中がハテナでいっぱいになりましたが。
どうやら。
娘は私が園児として幼稚園に通っていると思っているのだということがわかりました(笑)。
これは、娘が保育園の3歳児クラス(年少)の頃の話。
現在は、幼稚園の先生だということがわかっているようです。
字を書くことに興味が出てきて、保育園の友達や先生に手紙を書いて持っていくようになったのだけど。
私もまた教え子ちゃんにもらった手紙や折り紙を自宅に持ち帰って娘に見せたり返事を書いたりしていたんですね。
もらった手紙に「アリエルせんせいへ」と書いてあったり私も返事に「アリエルせんせいより」って書いたりするので、ある時娘が言いました。
「アリエル先生ってお母さんのことだよね」と。
それが、半年ほど前のことです。
「お母さんは幼稚園の先生なんだよ」って
娘が保育園で話すことがあるのかなー。
こっそりのぞいてみたいです。
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