めんどくさくても、記帳は毎月(できれば)月頭で固める方がいい。

帳簿記帳を毎月やる理由。
こんにちは。合同会社smileの鈴木です。
もうすぐ世間はGWですね5/2と5/6に有給を入れると10連休になるとかw
コロナで大打撃を受けた旅行業界に多少の兆しが見えることを祈るばかりです。

さて、フリーランスとして仕事をしていると
毎年「確定申告」が必ず必要になってきます。
「何とか毎年バタバタとやってるよ!」
という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
正直言ってめんどくさいですよね?(笑)

実は会社の決算もそうですが、日本では個人事業主「フリーランスを含む」一定の所得がある人「給与所得を除く」は確定申告にて
1年間の儲けを申告し、その額に応じて所得税を納税するという
決まりになっています。
一定の給与以外の所得があるのに申告をしなかったり
税金を払いたくないからと言って所得を小さく申告したりすれば
脱税行為となり、ばれれば大きなペナルティを受けます。

フリーランスの方は忙しいのでつい
年明けた時点で1年分まとめて集計しがちです。
酷いと3月に入ってから「やばいやばい」と言いながら慌ててやる方もいます。日本の法律では前年の確定申告を翌年の2/15~3/15までに固め申告をし納税しなければならないです。
これも遅れると延滞税などのペナルティがあります。

話は反れましたが、税額は1年分の売上から売上げるために使った金額「経費」を引いて残ったものに一定の税率が課せられ、税額が決定します。
ただ金額の集計し、確定申告書を作成するだけならそれでいいかもしれません。

しかし、あれ?思ってたより経費がなくて納税額が大きくなってしまった。計上している売上があるのに現預金が少ない。
そもそも、時間が経ちすぎて取引の明細がわからない。

など、様々な問題点が出てきます。

そうすると、領収書等がないから経費にできず
計上しなかったり、仕事とプライベートの部分がごちゃごちゃになってしまい

キャッシュフローがわからなくなる
こう言ったことがあると思わぬ損をしてることがあります。
現金商売の物販や実店舗の飲食などを除き、基本的には売上があっても実際に現金が手元に入ってくるまでにタイムラグがあります。
税金は手元に現金が入ってきたタイミングではなく
請求書を送った(売上が発生した)タイミングです。

年に一度まとめて処理していると

あれ?この請求分の入金まだ入ってきてないな?
こんなことが万が一起きても、時間が経ってるほど

回収が難しくなり、キャッシュが入ってこないのに税額が増えてしまいます。

また、毎月しっかり計上することで売上や経費が毎月ほぼ一定なのか
季節性に応じて大幅に増減するのかが把握できます。

当然後者であればこの時期までに大きなキャッシュが必要になるので
資金を蓄えておかなければならなりません。

このように、めんどくさいかもしれませんが

毎月記帳を行うことで、お金の動きやビジネスの問題点がいち早く見えてきます。
鉄は熱いうちに打てというように、早く気が付くことで

やばい、キャッシュが足りない!という最悪の事態を免れることができます。

ビジネスを円滑にするために、毎月の計上は必須と言えるではないでしょうか?