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国家資格になった賃貸経営管理士とは

こんにちわ。スマイル株式会社のNです。

本日は、令和3年度から国家資格に移行した賃貸経営管理士について書かせて頂きます(^^)

以前から賃貸経営管理士という資格はありましたが、なぜ国家資格に移行したのか。それは、賃貸契約の変化に伴い増加するトラブル防止のためと近年、増えてきているサブリースに関してのトラブル防止のためです。
サブリースに関しては以前、書かせて頂きました(^^)


賃貸経営管理士が国家資格に登録されたからといって現時点では、宅建士のように厳しくはありません。例えば宅建士は事務所の従業員5人に1人の割合で必要ですが賃貸経営管理士は事務所に1人いればOKです。そして、重要事項説明は宅建士が免許証を提示して説明しなければいけませんが、賃貸経営管理士には説明義務も免許証の提示義務もありません。賃貸経営管理士にかせられるのは、管理・監督のみです。
また、賃貸管理をする全ての事務所に賃貸経営管理士必要というわけではなく賃貸管理業の登録をしている事務所だけです。賃貸管理業の登録は200戸以上の賃貸管理をしていなければ登録義務はありません。ちなみに、この200戸は管理している建物ではなく、部屋数です。

賃貸管理業法は法制定されて日があさいので、需要の拡大とともに今後さらに厳しくなると予想されます。さらに現在は、宅建士の資格を取得していたら講習を受けるだけで賃貸経営管理士と同様の役割を果たしていることになります。しかし、あくまで”管理者”であり”管理士”で法制定のための応急処置にすぎません。いずれは”賃貸経営管理士”が必要になるということです。

最後に試験に関してですが、国家資格になる前までは合格率50%前後だったのが現在は約20%前後と徐々に難易度もあがってきています。
私は去年受けましたが、宅建士の勉強をされている方ならかぶる内容も多々ありますので勉強しやすいかと思います(^^)ちなみに結果は合格でした!

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不動産業に勤める方はもちろん、不動産投資を考える方にもお勧めの内容が満載なので興味がある方は是非、受験してみて下さい(^^)

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!


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