備忘録〜今はこんな気持ち〜
1年後、僕は何をしているのだろう。
僕は、みんなよりも少しだけ想像がつきにくい人生を今歩んでいる。
正直、今は金銭的にも、心も、きつい日々が続いている。こんな人生を自ら選んだのになんて自分勝手なんだろうと自分のことを嫌いになりそうにもなる。
内定を友人と二人で断り、安定とは真逆の人生を歩んでいるが、過去の僕は、辛いことなど容易に乗り越えれると思っていた。でも、現実はそんなに甘くない。いくつもの障壁が僕の前に立ちはだかった。理想とは程遠いい日常。ご飯も質素だし、親友とは少しずつ壁を感じるようにもなった。やはり友達は友達でいるべきであることがわかった。親しき中にも礼儀ではなく、距離も大事だぞ。
そして、なぜ、今日この備忘録を書いたかと言うと、もし1年後、今、歩んでいる道ではない道にいた時に、過去を振り返り、良かった部分にだけ目を向けてしまい、過去に嘆きたくないからだ。過去は頻繁に美化されてしまう。そんなことにならないように、今の気持ちをリアルに生々しく残しておきたい身体。
もしかしたら、この先、運よく順調に歩んでいける可能性もあるけど、今のところ全く可能性を感じていない。つくづく、自分の力不足にイラつく。才能は磨くものだとよく言うが、僕は自分では磨けない怠け者だ。
今、考えている道は3つの道がある。優先順位をつけるのであれば、
1・父の会社を継承するために、実家に戻り、父の下で経営を学び数年後に社長になる。(会社と入っても従業員はいない、家族で行っている小さな会社だ)
2・今の道を必死で継続する。
3・サッカーに打ち込み、Jを目指す
この3つの選択肢がある。選択肢がある時点で僕は幸せものだと感じる。
この3つの道にはメリットとデメリットが存在する。
メリットとデメリットで考えすぎることは、気が引けるけど、案外僕は現実的で冷徹だから損得を気にしてしまう。
簡単に言うと、
1は、家族との時間が増える。家族と近い距離にいることで親孝行にはなるかも。経営を学べる。会社を段々大きくしていく目標ができる。実家だからお金がかからない。結婚も早くできるかも。そして、何より父の会社を守ることができる。僕たちを養ってくれた大事な父の会社を廃業させずに済む。この道を選ぶ=親友の道は消えることになる。
2は、親友と挑戦ができる。いつか起業ができるかもしれない。ハイリスク・ハイリターン。有名になれる可能性。お金の問題さえクリアすれば良い。親友との関係性が悪化する恐れ。
3は、サッカーを続けることができる。しかし、サッカーを続けるメンタリティがあるかどうか。この道も甘くない。そんな心でやっていけるのか問題がある。
正直、どの道も甘くはない。厳しいことはある。
実際に2は経験しているからこそ、嫌になっているだけかもしれない。
こんな時は人生のコンパスを大事にしたほうが良い。
僕の人生のコンパスは、
「家族の時間を大切にできる世界で生きること」
家族もおばあちゃんもおじいちゃんも、いとこも、そしてこれからできるであろう妻や子供の時間を作りたい。
そのためには、今どうしたらいいのか。
やはり
継承が一番だろう。
あまりちゃんと話せなかった父との時間も増える。
母の側に居られる。姉の子供にも会える。
そして
もし、子供ができた時に、子供との時間も増やせるだろう。
僕の夢は、幸せになることだった。でも、幸せってなんなんだろうと思っていた。
挑戦してる今この時が幸せだと思っていたけど、
幸せは全く感じられない。過去を振り返って美化された過去にしか幸せを感じないのだとしたらそれは幸せだもなんでもない。
いま、この瞬間に幸せを感じられないと意味がない。
でも、幸せに気づく努力は必須だと思う。
果たして、何が僕にとって大事なのかを吟味してこの先、道を選びたいと思う。
そして、親友としっかり話し合ってお互いが納得する形で今の道を去ろうと思う。
運よく成功して、友達も家族も大事にできる新たな道ができたら、一番良いけど、そんな奇跡には期待しない。
父に話をしてみて、実際に業務をやってみて判断しないと同じ過ちを繰り返すことになるかもしれないから、しっかり吟味しよう。
2021年2月24日
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